低気圧で頭痛がするのはなぜ?
体で雨が降ることを予想できてしまうって不思議ですよね。
なぜ気圧によって頭痛が起こるのでしょうか。
大気中の気圧の変化は耳の内耳で感知し、自律神経が乱れ体に不調をきたします。
低気圧になると体内の水分が増え、むくみやすくなります。
また、水分が増えることで内耳の神経を圧迫して頭痛に繋がるというメカニズムがあるのです。
症状としては頭痛、むくみ、めまい、体のだるさ、耳鳴りなどが挙げられます。
低気圧での不調、女性に多い理由「低気圧女子」とは
お天気が悪くなると頭痛を感じたことがある女性はなんと3人に1人はいると言われています。
気象病外来を訪れる人数は女性が7~8割もいるそうです。
低気圧によって体に不調をきたす女性は「低気圧女子」と言われています。
女性に多い理由は大きく分けて3つ
血流が悪い
男性に比べて筋肉量が少なく、肩こりや首のこりを感じる方が多いです。
血流が悪くなることで頭痛を感じやすくなります。
自律神経の乱れ
低気圧になると体内の水分が増えます。
気圧の変化は耳の内耳で感じ取り、自律神経が乱れ不調をきたします。
女性ホルモンの影響
女性ホルモンも影響しており、生理前から生理中になると体が水分を蓄えむくみやすくなることで、低気圧の影響を受けやすくなります。
雨の日と生理が重なるといつもよりしんどく感じる方も「気のせい」ではなく、実は低気圧が原因だったりします。
不調になりくくするための対処法
低気圧で体調が悪いと言っても、学校や仕事はなかなか休めません。
主婦でも家族のための家事や子供のお世話はお休みできませんよね。
低気圧はあらかじめ天気予報で前もって予測ができるので、対処法もあるはずです。
日常生活の中で取り入れやすい対処法をいくつかご紹介しますね。
睡眠をとる
明日の天気予報が雨とわかったら、早めに寝ましょう。
遅くまで起きていると睡眠不足での体調不良により頭痛の悪化原因にもなります。
バランスの良い食事を摂る
朝食を抜くと血糖値が下がり頭痛になりやすいです。
雨の日はいつもより少し早く起きて、バランスの良い朝食を摂ることをおすすめします。
耳のマッサージをする
耳の血液循環を良くするためにマッサージも効果的です。
耳をつまんで上、横、下に2~3回引っ張ります。
耳を餃子のように折りたたむを5回繰り返します。
痛い場合は無理せず、軽く行いましょう。慣れてくると痛みが無くなってきます。
お風呂に浸かる
ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かって、血行促進させるのも効果的です。
女性は冷え性の方が多いので、体をしっかりと温めておくと良質な睡眠がとれ、体調が整いやすくなります。
早めに頭痛薬を飲む
頭痛も痛みがひどくなると薬が効きにくくなる場合があるので、雨の日は割り切って薬を飲んでから出勤すると言う方法もあります。
早めの対策が大切です。
リラクゼーションを兼ねて全身のマッサージに通うのもいいでしょう。
また筋トレやヨガをすることで筋肉量を増やすとむくみにくく血行促進にも効果的です。
流行りの筋肉女子を目指せば、綺麗なボディラインも手に入れられ一石二鳥です。
生活していく上で低気圧を避けることは難しいので、日頃からできることを取り入れ、低気圧に負けない体を作っていきましょう。