しこり・ニキビの違いってなに?
しこりとニキビの違いをご存じでしょうか?
見た目はよく似ていますが、その原因や悪化させない為の治療方法は異なります。
しこりやニキビができる原因や治し方を知っておくと、炎症を起こさずに対処できるので頭の片隅に置いておきましょう!
ニキビとは
学生時代や思春期に、ニキビに悩む人は多かったでしょう。
私も中学生の頃は肌が荒れ放題でした。
ニキビができる原因はさまざまですが、主に3つ挙げられます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、ストレスや睡眠不足が主な原因です。
女性は月経前に乱れやすくなるので、割と頻繁に起こってしまいます。
ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量を多くすると同時に毛穴の周りにある皮膚も厚くなり、過剰な皮脂が分泌されてもうまく皮膚上に出すことができません。
それがニキビとなって肌に表れるのです。
大豆製品やアボカドに多く含まれているビタミンEを多く摂取すると、ホルモンのバランスが取りやすくなりますよ♪
毛穴のつまり
毛穴が詰まると、ニキビだけではなく毛穴の黒ずみになったり肌が硬くなったりします。
これは肌のターンオーバーがうまくできていないことが主な原因です。
ターンオーバーの周期は年齢によって異なりますが、大体は「年齢×1.5~2」とされています。
ニキビの他にもシミやくすみが気になった時は、ターンオーバーの周期を意識してみましょう。
アクネ菌の増加
アクネ菌=ニキビというイメージがありますが、実はきれいな肌にも存在する常在菌なのをご存じでしたか?♪
アクネ菌がニキビの原因となる理由は、肌のバリア機能が低下したり間違ったスキンケアを続けることです。
肌を適度に保湿することで、アクネ菌の増殖を防げます。
一度スキンケアを見直してみましょう!
ニキビは、市販の薬や皮膚科に通うことで治ることが期待されます。
悪化するとクレーターとなり、肌がでこぼこになってしまうので、早めに治療することが大事です!
しこりとは
しこりは、皮膚の下にできる腫瘤(しゅりゅう)で、ニキビ以外のできものやコブの総称です。
痛みや大きさ、硬さは人によって異なり、しこりができる原因ははっきりしていません。
体質的に、顔や背中を中心にできやすい人もいます。
ニキビと見た目がよく似ていますが、見分けるポイントがいくつかあるので見ていきましょう。
表面に黒い斑点
腫瘤は、できものの表面に黒い斑点ができるケースが多くあります。
黒くなるのは、「へそ」と呼ばれる開口口に皮脂が詰まり、酸化することが原因です。
ニキビも毛穴のつまりが原因で黒くなる場合があるので、この時点で見分けるのはなかなか難しいですが、ポイントとして抑えておきましょう!
独特なにおい
腫瘤の内容物は、身体の老廃物がほとんどです。
それを長い間放置していると老廃物がどんどん溜まり、独特なにおいを放ちます。
腫瘤をつぶすと老廃物が出てきますが、肌に跡が残る可能性が高いので、病院で適切な処置を取りましょう。
腫瘤の大きさ
腫瘤はサイズが10cm以上大きくなるケースもあります。
ニキビはそこまで大きくならないので、見分けやすいポイントです。
しこりができたら市販の薬を使わずに、すぐに皮膚科は形成外科で診てもらいましょう!
健康な肌を保とう
ニキビは思春期にできやすく、一時的に顔に多く表れることがあります。
ですが年齢を重ねるごとに肌が変わっていくので、あまり悩まずストレスを溜めないことも大事です。
ニキビを無理やり潰すと、クレーターや炎症を起こしてしまうので、なるべく触らずに優しくケアしましょう!
しこりは、体質によってはできやすい厄介な肌トラブルです。
原因ははっきりしていませんが、病院でしっかりと治療してもらえば肌に跡を残さずに除去できます。
ニキビやしこりなどの肌トラブルを防ぐために、普段からの生活習慣や食事を意識してみましょう。
- ニキビやしこりができたら触らないようにする
- 保湿をしっかりする
- 紫外線対策をする
- 過剰なスキンケアをしない
- 野菜をたくさん食べる
- 脂っこいものはなるべく避ける
- 適度な運動・ストレッチをする
生活に取り入れることで、肌が一気に変わります!
ぜひ試してみてくださいね。