ヒステリーとは何なのか?
そもそもヒステリーという言葉には、2つの意味があります。
- 精神的な原因によって生じた心身の病的反応
- 感情をおさえられず、病的に怒ったり泣きわめいたりする行動
1つめの意味で用いられている場合は、精神的な病気と診断されます。
「転換性障害」「解離性障害」などの診断名がつき、医師による治療が必要です。
普段私たちが使用する「ヒステリー」という言葉は、おおむね2つめの意味になります。
さらに「ヒステリック」という言葉についても、国語辞典で調べたところ
- ヒステリー的な性質をもっているさま
- 病的に興奮しているようす
引用:旺文社国語辞典
という意味があるとわかりました。
「職場の上司がヒステリーをおこすため怖い」
「あの女性はいつもヒステリックなイメージだ」
などのように使われています。
いずれにせよ、いい意味では使われません。
ところで、身近にいるヒステリックな女性の言動に困っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
思い通りにいかないことがあるとヒステリックになり、怒ったりわめいたりする女性はどこにでもいます。
もし職場や身内にいたら、毎日が大変でしょう。
本記事ではヒステリックな女性の特徴や、ヒステリーをおこす理由、対策まで徹底的に解明していきます。
ヒステリックな女性の対応に困っている人は、ぜひ読んでみてください。
ヒステリックな女性とうまくつきあう方法を、くわしくお伝えしていきます。
さっそくみていきましょう。
ヒステリック女性ってどんな感じ?あるあるな特徴11選
「ヒステリックな女性の言動に困っている……」という人は、意外と多いのではないでしょうか?
最初は気付かなかったけれど、つきあっていくうちに「もしかしてこの女性はヒステリック?」と感じる人もいるでしょう。
そこで、注意して欲しいヒステリック女性の言動とはどんな感じなのか、特徴をご紹介していきます。
ヒステリックな女性には、いくつかの共通点があります。
あなたの近くにいる、ヒステリックな女性を思い浮かべながら読んでみてください。
きっと「あるある!」と思う部分が多いでしょう。
該当する部分が多ければ、危険な女性かもしれません。
記事の後半でヒステリック女性への対処法もご紹介しますので、合わせてご覧くださいね。
さっそく、ヒステリック女性の特徴をご紹介していきましょう!
実は気が小さい
ヒステリックな女性は過激な言動が特徴的ですが、実は気が小さいです。
ヒステリーをおこす瞬間は衝動的にカッとなっているため、自分でもコントロールできません。
しかし冷静さを取り戻してから、反省することも多いようです。
「あんなことをしてしまったけれど、どう思われたかな……」
「あんなふうに言ってしまったけれど、これからどうなるのだろう?」
そう感じながら、不安でいっぱいになるのです。
そのためヒステリーをぶつけてしまった相手や周囲の人を、観察するような行動を取ります。
ヒステリックな女性ほど、実は気が小さいため、冷静になると周囲の目が気になるのでしょう。
まさに「弱い犬ほど、よく吠える」という、ことわざどおりの性格ですね。
周囲の人や部下を監視(観察)している
ヒステリックな女性は、基本的に神経質で細かい性格です。
そのため周囲の人を信頼しきれずに、さりげなく観察しているのでしょう。
信用していない部下に仕事を任せたときは、うしろからじっと監視している場合もあります。
これでは、仕事を任されたという気持ちにはなれませんよね。
人によっては、緊張して日頃の実力を出せず失敗するかもしれません。
ヒステリックな女性は自分のやり方が正しいと思っているため、それ以外の方法は認めたくないのです。
そのため違う方法で作業している人を見つけたら、鬼の首を取ったかのように大騒ぎします。
また自分の顔に泥を塗られないかが心配で、部下の接客対応をこっそりとチェックすることも多いです。
部下のためではなく、結局は自分の手柄のためなのが悲しいですよね。
自分のプライドを守り、力を誇示するために、周囲の人を監視しているのでしょう。
すべては、器が小さいからこその行動なのかもしれません。
思い通りにならないと機嫌が悪くなる
自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなるのは、まさしくヒステリック女性の特徴です。
職場にこんな女性がいたら、仕事の邪魔になるし迷惑ですよね。
家族や友人にこんな女性がいたら、つねに振り回されてしまいます。
まともに付き合うと、精神的に疲れてしまいますので距離感が大切です。
まだ仲良くなっていない知り合いであれば、気付いた瞬間に距離を取りましょう。
身近な女性であれば「またはじまったか……」と考えて、放っておくべきです。
小さい子供が駄々をこねているのと同じだと思えば、腹は立ちますが諦められるかもしれません。
物にあたることがある
ヒステリックな女性は、瞬間的にイライラして身近なものにあたってしまう場合があります。
近くにあるものを投げつけたり、乱暴に扉を開け閉めしたり……。
高価な物を壊してしまうこともあるかもしれません。
自分の私物ならまだしも、ほかの人の持ち物や公共の物を壊してしまったら大問題になります。
ヒステリック女性は、瞬間湯沸かし器のように急に沸点が上がってしまうため怒りを制御できません。
暴れ始めたら、まわりから壊れやすいものを遠ざけましょう。
あまりにもひどい場合は、医療機関の受診をすすめてもいいかもしれません。
毎回同じ人とトラブルをおこすようであれば、相性が良くないので距離を置くのが一番です。
周囲も協力して引き離してあげましょう。
思い込みが激しい
ヒステリックな女性は、思い込みが激しい傾向にあります。
事実確認をきちんとしないうちに、カッとなって怒り出すことが多いです。
毎回こんな調子では、まわりの人も大変でしょう。
思い込んでしまったら、それが自分のなかでは事実になるため、周囲の声はまったく聞こえない状態です。
そのまま一直線に突っ走ってしまいますので、フォローや訂正に苦労します。
熱くなっているときには何を言っても無駄なため、落ち着いたときを見計らって真実を伝えましょう。
対応するときは絶対に熱くならず、冷静に声掛けするのがベストです。
気に入らない人や部下を徹底的に攻撃する
ヒステリックな女性は、人の好き嫌いが激しいです。
自分の思い通りにならない人がいると、ヒステリーをおこします。
自分の部下が気に入らないタイプであれば、ことあるごとに攻撃するでしょう。
最初は仲がいいと思っていた人に対しても、なにかのきっかけで攻撃し始めることがあります。
「あんなに仲がよかったのに……」と周囲は困惑してしまいますよね。
仲が良かった相手ほど、最後にはこじらせて泥仕合になっている様子が見受けられます。
また1度嫌いになると、どんどんエスカレートするのもヒステリック女性の特徴です。
こうなると関係修復は難しいため、思い切って距離を置くしかありません。
明らかに距離を置かれると、少しは冷静になるでしょう。
そのあと和解したとしても、そのままの距離を保つのが今後のためにはよさそうです。
若い女性やきれいな女性に嫉妬する
年配のヒステリック女性に多いのが、若い部下やきれいな女性に嫉妬するパターンです。
職場のお局様や、先輩女性にありがちな傾向ではないでしょうか?
そもそも人間は、多かれ少なかれ嫉妬心を持つ生きものです。
普通は、嫉妬心を理性でコントロールしていますよね。
しかしヒステリックな女性は、感情のコントロールが効かなくなることが多いです。
またヒステリックな女性は、実は自分に自信がないのが大きな特徴だったりします。
大きすぎるコンプレックスの裏返しからくる劣等感で、ヒステリーを爆発させてしまうのです。
そんなヒステリック女性ですから、自分より若い女性やきれいな女性には最初からあまりいい顔をしません。
自分にメリットがあれば別ですが、基本的にはジロジロと観察するように接します。
もし有能だったり、気に入らない言動があったりしたら、その瞬間から敵と認識されます。
嫉妬心から目を付けられるパターンが多いため、危ないと思ったら目立たないようにしましょう。
もともと華がある人の場合は不本意でしょうが、あえて人一倍地味に装うと目をつけられずにすむかもしれません。
忙しいと機嫌が悪くなる
ヒステリックな女性は、忙しいと機嫌が悪くなる傾向にあります。
もともと、ヒステリックな女性はキャパシティーが広くありません。
そのため、忙しいとすぐにキャパオーバーでパニックをおこしてしまいます。
視野が狭くなり、まわりが見えなくなることが多いですね。
人前で部下に八つ当たりするなど、問題行動をおこすかもしれません。
そのため上司がヒステリックな女性の場合は、必要以上に苦労しそうです。
ヒステリックな女性だと認知されていれば、激務な部署には配置されないはず。
しかし人が少ない職場だと、配置がうまくいかないのがつらいところです。
忙しいと余裕がなくなるのはわかりますが、深呼吸して落ち着いて欲しいですよね。
まさに反面教師的な存在です。
環境が変わると順応できずパニックになる
ヒステリック女性は、環境の変化に弱いです。
一見すると図太いのではないかと思いますが、それは自分のホームだからこそ。
職場の異動で、馴染みのない部署に配属されると順応できずパニックになります。
心身ともに調子を崩して、激やせするなんていうことも。
ヒステリックな女性は環境変化が苦手なため、年度初めは機嫌が悪いです。
慣れている場所であっても、人が入れ替わるとしばらくは落ち着きません。
新しい顔ぶれに変わった初日は大人しいですが徐々に本性が出て、早い段階で正体がバレてしまいます。
毎回この調子のため、まわりはすっかり慣れっこです。
またイベント時などで、予定が急に変わるとパニックになるのもヒステリック女性の特徴。
段取りが変更になると一瞬でパニックを起こし、外部の人をビックリさせてしまうこともしばしば。
ヒステリック女性と同じ現場で仕事をすると、気苦労が絶えないでしょう。
ただしヒステリック女性の本性は絶対にバレるので、きっと苦労はむくわれるはずです。
外づらが極端にいい
ヒステリック女性の特徴として「外づらが極端にいい」という面もあります。
ヒステリック女性はある程度の自覚があるため、自分の本性が外部にバレるのを非常に恐れています。
外部の人にはいい顔をするため、簡単にだまされてしまう人も多いです。
ただし付き合いが長くなると、途中で正体がバレてトラブルが起こる場合が多いでしょう。
外づらがよくても、そのうちバレてしまうためあまり意味がありません。
ずっと気が付かない鈍感な人もいますが、そんな人に限って似た者同士だったりします。
納得できなければ目上の人にも噛みつく
ヒステリックな女性は「納得できないと目上の人にも噛みつく」習性があります。
本当は気が小さいのですが、納得できないときには、ついカッと頭に血がのぼってしまうのでしょう。
納得のいかない処遇が下りた場合、上司のところや違う部署にも乗り込んでいくという思い切った行動をおこします。
衝動的に行動するため、相手は呆気に取られてしまうでしょう。
このような行動が繰り返されるため、組織全体から「問題がある人」として認定・共有されていくのがヒステリック女性お決まりのパターンです。