いい会社とは?見つけるためのポイントと共通する5つの特徴を解説!

働いていると、今より「いい会社」があるのでは?と思うことがありますよね。これからのキャリアプランを考える上で、いい会社で働けているかどうかは重要なポイントです。今回は、一般的な「いい会社」に共通する特徴とその選び方について解説します。

  1. いい会社とは
  2. 「いい会社」を構成する5つの特徴
  3. 「いい会社」を見極めるには自分の軸を持つことが大切
  4. 「いい会社」を見つけるための方法5選
  5. 判断基準をしっかり持ち、自分にとっての「いい会社」を見つけましょう

いい会社とは


いきなりですが、「いい会社とは?」と聞かれてあなたはなんと答えるでしょうか。

おそらく「休みが多い」「働き方を選べる」「給料が高い」「挑戦させてもらえる」「社員の仲がよい」など人それぞれ思い浮かんだと思います。

企業で働く方なら誰でも、自分の理想のいい会社で働きたいと思っているかと思いますよね。

「いい会社」の定義は非常に曖昧で、人それぞれ。
究極的には個人の価値観により決まるものなのです。

ただ、一般的に「いい会社」とされる企業の共通点と自分の価値観をすり合わせることで、自分に合った会社選びが可能になります。

現在勤めている会社があなたにとって「いい会社」であるか、転職を考え中の方はどれが「いい会社」なのか、是非この記事を読み進めながらチェックしてみてくださいね。

「いい会社」を構成する5つの特徴


会社を評価する項目は多岐に渡ります。
例えば企業理念、会社の規模、業績、業態、社員育成制度、休暇制度、社員の平均年齢、男女比などが上げられます。

会社のHP、IR、パンフレットなどで語られているこれらの情報をただのデータとして見るのでは不十分。
これから説明するポイントに注目して、自分だったらこの会社でどう働きたいか?と自分の意見を持って考えることが大切です。

①業績が好調で今後も成長が見込める企業か


当たり前のように聞こえるかもしれませんが、現在あなたが働いている会社やこれから受けようとしている会社が、時代の流れを捉え成長できているかどうか見極めることはとても重要です。

数多くある企業のうち10年生き残る企業は70%、20年後には約50%と言われている世の中で、テクノロジーの急速な進歩や、昨今の新型コロナウイルスなど予測不可能な出来事により、大手=安定といういままでの常識は完全になくなりました。

いままでの常識が崩れたと同時に、副業を推進する企業も年々増えてきています。
企業が副業を推進すると言うことは、雇用を保証できなくなったと言っているのと同じことです。

つまり、時代の流れを読み柔軟に対応していく力を備えている企業でないと、ますます生き残ることが難しい時代になっているのです。

「いい会社」というのは大前提として、中長期的に存続でき、発展していく見込みがある会社のことをいいます。
そうでないと、社員も活き活き働くことができません。

会社の業績はIR情報や会社四季報で確認しましょう。


会社の業績を調べるには、各会社がHPに出しているIR情報を参考にしましょう。

IRとはInvestor Relationsの略で、企業が株主や投資家に対し、経営状態や財務状況など投資の判断に必要な情報を提供し、業績や今後の見通しなどを広報するためのものです。

会社四季報は、企業の特徴や業績、株価の動きなどを簡潔にまとめた季刊雑誌です。
掲載される企業は原則として株式を自由に売買できる証券取引所に上場している全企業となります。

業績予測が2期先まで公表されているので、参考にしてみると良いでしょう。

業績の見方がよくわからないという方は、従業員数の増加に注目してみましょう。
不景気が続く中、従業員数を増やしている会社は経営が順調にいっていると考えて良いです。

②労働環境が整っているか


業績がいい会社が全ていい会社とは限りません。
実際に働く環境が従業員にとって最適なものであるかどうか、しっかり確認する必要があります。

その際、自分にとって理想の職場環境とはどんなところなのか整理してから比較すると良いでしょう。

チェックするべき労働環境3選

①労働時間

36協定により時間外労働時間の規制が進んでおり、残業時間の上限は原則として月45時間・年360時間と定められています。

こちらの規定内に会社の残業時間が収まっているかチェックしましょう。
サービス残業を含め検討中の会社の1日の平均残業時間を知ることは、仕事とプライベートの両立を測る上で大切です。

理想の帰宅時間をイメージし、逆算することで許容できる労働時間を算出しましょう。
HPや求人広告に記載されている残業時間はあまりあてにならないため、実際に働いている社員に聞くことをおすすめします。

②年間休日と有給消化率

次にチェックすべきなのは、年間休日と有休消化率の高さです。

一般的に年間休日の平均日数は120日と言われています。
「完全週休2日、祝日、年末休暇」などを謳っている会社は大体こちらに当てはまります。

同じように業績を伸ばしている会社でも、従業員にしっかりと休養を与え、少ない営業日数でパフォーマンスを上げている会社の方が「いい会社」と言えますよね。

有休消化に関しては、年間10日以上の有給休暇を取得している従業員は、最低でも5日間の有給取得が義務付けられています。

従業員の心身の健康を守るのは会社として当然の責務ですので、積極的に有給休暇の取得を促す会社は働く社員にとって「いい会社」と言えるでしょう。

③風通しの良さ

会社の雰囲気というのはそのまま自身の働きやすさに直結するところですよね。

ここは人によってさまざまな価値観に分かれるところではあると思いますが、共通して言えるのは、社内で心理的安全性が確保されているかと言うことです。

心理的安全性とは、誰に何を言っても拒絶されることも罰せられることも辱められることもない、心配のない状態のことを指します。

上司部下、年上年下などの序列に関係なく、お互いが自由に意見を交換し合える環境が整っているかをぜひ、確認してください。

言いたいことが言えないことは、非常に強いストレスになるほか、社員同士のコミュニケーションがぎこちないことで、業務に支障をきたす場合もあります。

心理的安全性が確保されている会社は意見が活発に交わされたり、トップダウンではなくボトムダウンの意見も取り入れる風潮があることから、とても風通しのよい「いい会社」と言えるでしょう。

見極めるポイントは、社員の年齢層に偏りがないかをチェックしてみることです。
明らかに社員の年齢層が高い場合は、若手の退職率も含めてよく確認するようにしてみてくださいね。

若手の退職率が高い場合、若手の意見を取り入れづらい環境なのかもしれません。

③評価制度が適切か


社員の頑張りがきちんと評価される制度が整えられているかも重要なポイントです。

会社に貢献した分が賞与として反映されると社員のモチベーションも上がりますよね。
事業の成功を社員に還元してくれる会社は、社員を大切にしているいい会社と言えます。

日本企業の賞与は一般的に、1年のうち夏と冬の2回与えられます。
大阪シティ信用金庫の調査によると、2021年夏の賞与の平均支給金額は282,714円だったそうです。

出典:「中小企業の夏季ボーナス支給予定」アンケート調査結果(外部リンク)

こちらも合わせて、判断基準の一つとして覚えておきましょう。

④ビジョンに共感できるか


これからの長い社会人人生を歩む中で、大半の時間を費やすのが仕事です。
生計のためと割り切って働くのもありですが、できれば楽しく働きたいですよね。

そのために大切になってくるのがビジョン=企業理念です。

「いい会社」では会社全体で企業理念が浸透しており、一致団結しそこに向かっているケースが多いです。

「いい会社」とは究極的には個人の価値観によるものと最初にお伝えしましたが、会社が進んでいる方向と、あなたが進みたい方向が同じ向きを向いているかと言うのはとても重要です。

会社の制度や働く環境が整っていても、ここのビジョンが相違していると、働いていても物足りなさやもどかしさを感じることになるでしょう。

また、企業理念だけをみて判断するのも危険です。どんなに素晴らしい企業理念を掲げていても、社員に浸透していなければ意味をなしません。

全員が同じ方向を向き、生き生きと働けている環境を作れている会社は、社員の満足度も高くいい会社と言えます。

会社のビジョンに共感し、この会社で働きたい!と思ったら、ぜひ社員の方にインタビューしてみてください。

「この会社は今何に向かって進んでいますか?」「この会社に入ってからギャップはありますか?」など疑問に思うことはなんでも聞いてしまった方が良いです。
本当に企業理念を実現できているのか、しようとしているのかしっかりと見極めましょう。

⑤社員が成長できる環境かどうか


いい会社の特徴として、社員が成長できる環境を作れているかは見るべきポイントになります。
どんな仕事をするにせよ、スキルアップや自身の成長は必須ですよね。

いい会社と評価される会社の特徴として、育成制度がしっかり組み込まれていたり、資格取得のサポートが充実していることがあげられます。

社員がどんどん成長していける環境で、序列に関係なく評価される仕組みができている会社であれば、年上の部下・年下の上司の割合も変わってくるでしょう。

社員や従業員のスキルが上がれば、会社の業績もよくなります。
人を育てようとする会社は、人を大切に扱っている会社とも言えます。

面談などの場で社員のキャリアに関して真剣に考えてくれる会社を選びましょう。

「いい会社」を見極めるには自分の軸を持つことが大切


ここまで「いい会社」に共通する特徴をお伝えしてきましたが、一番重要なのは、あなた自身の軸を持つことです。

他人から見たらいい会社でも、あなたにとっていい会社ではないことは当たり前のようにあります。

自分にとっていい会社を見つけるには、あなたが何を大切にしたいのか、価値観を明確にしておく必要があります。

就職活動でやったような自己分析や、下記のような質問を自分に投げかけて、働く上でなにを大切にしたいのか考えてみましょう。

自分の価値観を確認する質問例

  • 理想の休日の過ごし方は?
  • いままでで一番がんばったことは?
  • なんでそれを頑張れたと思いますか?
  • いままでで一番つらかったことは?
  • つらかった理由はなんですか?
  • 何をしている時が楽しいですか?
  • それはなぜだと思いますか?
  • 自身は内向的だと思いますか?外交的だと思いますか?
  • 何に対してイラッとしてしまいますか?
  • どんな人と一緒に働きたいと思いますか?
  • 尊敬する人は誰ですか?
  • その人を尊敬する理由はなんですか?
  • どのような暮らしをしたいですか?収入がいくらあれば足りそうですか?
  • 自分の長所と短所はなんですか?なにを伸ばしていきたいですか?
  • 新しいことが好きですか?ワクワクすることはなんですか?
  • どんな自分だったら素敵だと思いますか?

「いい会社」を見つけるための方法5選


次にどうやっていい会社を探せばいいのか、会社情報を調べる方法をお伝えいたします。
入る会社によって人生が大きく変わる場合もあるので、企業研究はしっかり行いましょう。

企業のHPやIR情報


先ほどもお伝えしましたが、やはり企業のHPとIR情報の確認は必要です。
企業理念、代表挨拶、事業内容、社員のインタビューなど、一通り目を通すことでその会社がどんなことを大切にしているのか、どんな方向に向かっていっているのかを把握することができます。

またIR情報を見ることで過去の業績からこれからの予測を立てることができるようになります。
このままこの会社にいて大丈夫なのか、入りたいと思うこの会社は今後大丈夫なのかという判断の目処が立てられるようになります。

会社四季報


こちらも先ほどと同じく、会社の状態を把握するためのものです。
3・6・9・12月に刊行されます。

中立的・客観的な業績予想に定評があるため、合わせて確認しておくと良いでしょう。

プレスリリース


プレスリリースとは、企業が報道機関やマスコミに向けて発表する公式文書のこと。

新規事業や新しい取り組み、新サービスのローンチなどさまざまな情報を発信しています。
こちらをチェックすることで、企業の最新情報を知ることができます。

社長や社員のブログ・SNS


実際にその会社で働いている人がどんな人なのかを知ることは重要です。

社内に知り合いがいれば早いですが、そうでない場合がほとんどだと思います。
そう言った場合は、FacebookなどのSNSやブログをチェックすることで、意外な事実が発覚することもあります。

OB・OG訪問


OB・OG訪問とは、興味のある企業や業界で働いている先輩を訪ねて仕事内容や会社の情報を得るための活動のことをいいます。

実際に働いている方から直接教えていただけるので、より具体的にイメージすることができます。

親しい間柄であればメールや電話などで依頼することも可能ですが、そうでない場合が大半だと思います。
そんな場合は、OB・OG訪問をしたい人向けのマッチングサービスなどがあるので、ぜひ活用してみてくださいね。

判断基準をしっかり持ち、自分にとっての「いい会社」を見つけましょう


どんなに素晴らしい会社でも、万人にとって「いい会社」とは限りません。
なぜなら会社の方向性も、人の価値観も千差万別だからです。

なんとなく選んだ会社がたまたま「いい会社」である可能性はとても低いですよね。
だからこそ自分にとっての「いい会社」を見つけるためには、自分と会社、ふたつの側面で考えていく必要があるのですね。

ぜひ今回の記事で説明したポイントを参考に、自分にとっての「いい会社」を見つけてみてください。

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

Rolmy編集部から、仕事も私生活も充実させたい20~30代の働く女性向けに、より私らしく輝けるキャリアやライフスタイルを叶えるためのヒントをお届けしています。