営業に向いていない人の5つの特徴
ここでは、営業に向いていない人の特徴を見ていきましょう。
1.人と接するのが苦手
営業は毎日多くの顧客と接する必要があり、相手との信頼関係を築くことが不可欠です。
人見知りやあがり症気質な方には精神的な負荷が大きくなりやすいため、あまり向いているとはいえないでしょう。
2.ストレス耐性が低い
上でも述べたように、営業はなにかとストレスの溜まることが多い職業です。
株式会社ビズヒッツが2020年10月に行った調査では、仕事におけるストレスの原因として以下があげられています。
- ノルマがある/成果を求められる
- 顧客対応/接客
- 社内の人間関係が悪い
この調査は営業職のみを対象にしたものではありません。
とはいえ、1位、2位ともに営業に深く関わる内容です。
多くの人がストレスに感じる要因をのりこえなければ、営業で活躍することは難しいでしょう。
ストレス耐性が低く、すぐ落ち込んだり気持ちの切り替えが上手くできない人は、営業に向いているとはいえません。
出典:PRTIMES|ストレスの少ない仕事ランキング!男女532人アンケート調査(外部リンク)
3.体力がない
営業は1日に何件も顧客のもとを訪れることが多く、夜遅く会社に戻って資料や日報を作成することも少なくありません。
顧客の都合に合わせるため、休日に休めないこともあるでしょう。
疲れが溜まっていても、顧客に会うときは元気にふるまうことが求められます。
そのため、営業で活躍するには体力が必要です。
体が弱く疲れやすい人、すぐに熱を出す人では営業を続けるのは難しいでしょう。
4.清潔感がない
清潔感がないことも、営業に向かない人の特徴です。
清潔感がない人はだらしない印象を与え、「この人からモノを買おう」という気にはあまりならないためです。
たとえば、着ているワイシャツのシワが多かったり、履いている靴がボロボロだったり、髪がぼさぼさだったりすると、清潔感がない人と感じられる場合があります。
5.プライドが高い
プライドが高すぎる人も、営業に向いているとはいえません。
プライドとは自尊心や誇りのことで、持つこと自体は決して悪いことはありません。
自分の仕事に誇りを持ち、取り組む姿は素晴らしいものです。
とはいえ、プライドが高すぎる場合はまた別で、仕事をするうえでも差障りが起きやすくなります。
なぜなら、プライドが高すぎる人は頭を下げることができず、人の話を聞かない傾向があるためです。
営業では、こちらが悪くなくても顧客に頭を下げたり、他部署の人に下手に出たりしなければならないことが往々にしてあるもの。
プライドが高すぎると、こういったことがうまくできず業務に響くことがあります。
また、周囲の助言を聞かず軌道修正ができないといったこともあるでしょう。
営業向きかどうか判断してキャリアを考えよう
営業に向いている人は、コミュニケーション能力が高く、行動力があり、メンタルが強いなどの特徴があります。
一方、営業に向いていない人の特徴は、人と接するのが苦手、ストレスに弱い、体力がない人などです。
プライドが高すぎる場合も、あまり向いているとはいえません。
とはいえ、「自分はあまり向いてなさそう」と思った場合も、諦めることはありません。
向いている人の特徴を意識したり、向いていない部分の改善に努めたりするとよいでしょう。