テレワーク中はパジャマやルームウエアで過ごしていい?
テレワーク中は、会社の人に見られることなく仕事を進められます。
そのため、普段は服装に気を遣っている女性でも、着替えるのがつい面倒に感じることがあるでしょう。
誰も見ていないからとパジャマやルームウエアなどの楽な服装でテレワークをする女性もいますが、あまり良いことではありません。
まずは、テレワーク中に部屋着で過ごすメリットとデメリットを確認しましょう。
テレワーク中に部屋着で過ごすメリット
テレワーク中に部屋着で過ごすと、とても楽です。
出勤時のように毎日「今日は何を着ていこう……」と考える必要がないので、余裕を持って朝の時間を過ごせます。
また、きっちりとしたスーツや制服などのように体を締めつけることが少ないため、ゆったりとした気持ちで仕事に臨めるでしょう。
仕事と家事の時間を分けずにテレワークをこなす場合は、服装を気にせず動けるというメリットもあります。
さらに、洗濯する服が少なくて済むという、家事や家計にとってお得な効果もありますよ。
テレワーク中に部屋着で過ごすデメリット
テレワーク中に部屋着で過ごしてしまうと、仕事とプライベートの切り替えが上手くできないというデメリットがあります。
寝るときに着るパジャマやのんびり過ごすときに着るルームウエアで仕事を始めてしまうと、ついだらだらしてしまいがち。
自宅で過ごせるとはいえ、テレワークは仕事です。
パジャマやルームウエアのまま仕事をするメリットもありますが、やはり社会人女性として働くための服装に着替えるのが良いでしょう。
出社するときと同じように、朝仕事着に着替えることを習慣にすると、気合いを入れて仕事に臨めるはずです。
女性がテレワークの服装を選ぶときに意識したいポイント2つ
女性がテレワークをするときに、どのような服装を選べばいいか迷いますよね。
ここでは、テレワークをする女性の服装を考えるときに押さえておきたい2つのポイントを見ていきましょう。
WEB会議でほかの人に見られても恥ずかしくない
前提として、ほかの人に見られても恥ずかしくない服装を心がけましょう。
誰に見られても大丈夫な服装を選んでいれば、テレワーク中に突然WEB会議をすることになっても慌てずに対応できます。
テレワークが盛んに行なわれるようになってから、「上半身はスーツに着替えたけれど、下半身はパジャマのまま」という状態で過ごす人も多いようです。
しかし、うっかりWEB会議中に立ち上がってしまってパジャマのまま過ごしていることが会社の人にバレてしまったという、恥ずかしい事件も……。
そんなことにならないよう、面倒くさがらずに全身きちんと着替えておきましょう。
きちんと見えながら、着心地が楽
テレワーク中の服装を選ぶときは、きちんと見えつつも楽な服装を意識すると良いでしょう。
「ほかの人に見られても恥ずかしくない格好にしよう!」と考えるあまり、自宅にいるにもかかわらずかっちりとしたスーツを着る女性もいます。
しかし、基本的にはそこまでする必要はありません。
もちろん出社時と同じ服装でも構いませんが、出社時よりややカジュアルな服装でも、着替えるだけで十分仕事モードに切り替えられます。
WEB会議に映ることも考え、適度にきちんとしているように見えながらも、ゆったりとした服装を選んでみましょう。
上下どちらもゆったりとしたシルエットの服を選ぶのもOK。
また、ゆったりとしたワイドパンツにピッタリとしたトップスを合わせるような「ゆる×ピタ」のコーディネートを選んでメリハリを出すのもおすすめです。
テレワーク中の女性におすすめの服装をアイテム別に紹介
「きちんとしていながら楽な服装」と言われても、どのような服装を選べば良いのかイメージが湧きづらいかもしれません。
ここからは、テレワーク中の女性におすすめの服装をより具体的にご紹介します。
トップス
トップスのなかでも、オフィススタイルの定番ともいえるブラウスやカットソー、ニットなどは、テレワークにもおすすめです。
適度にゆったり感がありつつきちんとして見えるため、仕事モードに切り替えたいときもWEB会議をするときも活躍します。
ブラウスやカットソーなどはシワになりにくい素材のものも多いため、座って仕事をする時間が長いテレワーク中も便利。
シワのない服を着ているだけできちんと感が伝わります。
また、WEB会議をする場合は上半身のみがカメラに映るため、どのようなトップスを選ぶかによって顔の印象が大きく変わります。
WEB会議でよく映えるトップスを選ぶなら、素材や形だけでなく色も意識してみましょう。
顔周りが明るく見えるのは、はっきりとした鮮やかなカラーのトップスです。
トップスはシンプルなものでも構いませんが、カメラ映えを狙うのであれば、顔まわりに工夫が施されているものがおすすめです。
襟元にボウタイやフリルがあしらわれているトップスなら、WEB会議で相手に華やかな印象を与えられますよ。
ジャケット
商談や上の役職の方が参加する報告会など、堅い空気になることが予想できるWEB会議に参加するときは、トップスの上にジャケットを羽織るのがおすすめです。
ジャケットをサッと羽織るだけで、きちんと感がアップします。
とはいえ、秋冬のアウターのようにしっかりとしたものである必要はありません。
春に着るような軽めの素材でできたジャケットなら、テレワーク中も疲れずに取り入れることができます。
カラーは中に着るブラウスやカットソー、ニットなどの色との組み合わせを考えながら、できるだけはっきりとした色を選ぶと良いでしょう。
軽い素材のジャケットはユニクロなどでも手に入るので、テレワーク中のきちんと感を高めるために1着は持っておくのがオススメです。
ボトムス
WEB会議では基本的に上半身しかカメラに映らないため、ボトムスにまで気を遣わない方もいるかもしれません。
しかし、うっかり気を抜いたタイミングで映り込んでしまう可能性もあることから、ある程度服装を考える必要があります。
スーツのようにかっちりとしすぎているボトムスを選ぶ必要はありませんが、綺麗めなものを着ておくと良いでしょう。
綺麗に見えるけれどウエストがゴムになっていたり、ストレッチが効いていたりするものを選ぶとリラックスしながら仕事に臨めます。
また、スカートでもパンツでもシワになりにくい素材を選ぶことで、座り仕事の多いテレワーク中も快適に過ごせますよ。
セットアップ、ワンピース
手軽にきっちり感を出すことができるセットアップは、テレワークでも活躍します。
時間をかけなくてもコーディネートを決められるのがセットアップのいいところ。
堅いビジネスシーンで着るようなものでなくても、上下を揃えることできちんとした印象を与えられます。
また、テレワーク中の女性の服装としてはワンピースもおすすめです。
ワンピースも、コーディネートを考える時間を少なくしながらおしゃれさをアップできます。
ロング丈のワンピースを選べば、きちんと感を出しつつ適度にリラックスできるでしょう。
アクセサリー
今持っている服だけだと、WEB会議に参加したときどこか物足りなく見えてしまう……。
そのようなときは、アクセサリーをプラスして顔の周りに華やかさを演出してみましょう。
大きめで存在感のあるピアスやイヤリングを取り入れたり、首周りにスカーフを巻いたりすることで、一気に華やかさがアップします。
あまりにもアクセサリーを身につけすぎるとうるさい印象を与えてしまうため、あくまでビジネス感を損なわない程度に取り入れるようにしましょう。
テレワーク中の服装は、きちんとしつつ楽なものを選ぼう
きちんとしつつも楽な服装を選べば、テレワーク中でも負担にならない一方でWEB会議でも良い印象を与えることができます。
テレワーク中はついリラックス感を重視してしまいがちですが、突然のWEB会議に備えるためにも服装を整えることが大切です。
仕事の気分になれないという方も、服装を意識するだけでモードチェンジのきっかけになります。
適切な服装を選んで、テレワーク中も女性のおしゃれを楽しみましょう。