妊娠したら赤ちゃんと自分を守るためにも必ず職場へ報告!
個人差は大きいものの、妊娠すると体にさまざまな変化があらわれるため、人によっては出社するどころか、これまで通りの日常生活を送れないこともあります。
そのため、体の変化に伴う体調不良は無理をせず、必ず職場の人に伝えなくてはなりません。
万が一無理をして倒れてしまったり、おなかの赤ちゃんに影響があったりすると大変なことになるため、伝えづらいという場合でも赤ちゃんや自分を守るために勇気を出しましょう。
まず、職場へ妊娠報告をするタイミングについて見てみましょう。
直属の上司へは早めに報告しよう
職場への妊娠報告は、直属の上司や親しい同僚などは早めに報告すると良いでしょう。
そのほかの同僚などには妊娠5か月を過ぎてから、いわゆる「安定期」と呼ばれる頃になってからがおすすめです。
また、つわりがないから大丈夫と報告を遅らせると、いつ急に体調の変化が起こるかわかりません。
妊娠初期は母子手帳をもらうまでたびたび病院へ行く必要があるため、仕事に支障が出る可能性もあるでしょう。
これらを踏まえ、職場への妊娠報告は上司・親しい同僚や先輩などにはできるだけ早めに伝え、その旨配慮・協力してもらえるように伝えるのがおすすめです。
上司には「母子手帳」をもらったら報告しよう
直属の上司など早めに報告する場合、母子手帳をもらったタイミングで報告するのがおすすめです。
一般的に母子手帳をもらえるのは、胎児の心拍を確認した後。
これは、初期流産の可能性が低くなるタイミングです。
このころからつわりも始まる方が多いため、胎児の心拍を確認したり母子手帳をもらったりしたら、早めに報告すると良いでしょう。
まずは上司から、直接もしくはテレワークなら電話でもOK
続いては、報告の仕方についてです。
報告は上司に直接話すのがいちばんですが、コロナ禍の影響でテレワークを導入している場合には、まず「相談があるので時間をとってほしい」旨をメールなどで伝え、電話もしくは1対1でテレビ会議をする時間を作ってもらいましょう。
出勤して直接上司と顔を合わせる場合にも同じく、業務でばたばたしている時間は避け、休憩時間や人が出払ったとき、上司が帰るタイミングなど、時間に余裕がありそうだと思ったときを見計らいましょう。
上司が忙しくなかなかタイミングが取れないという場合には、メールやメモなどで「相談したいことがあるので時間をとってほしい」と伝え、上司の時間に合わせて報告するのがおすすめです。
また、職場内に妊娠・出産経験のある方や、産休・育休を取得して復帰した経験がある方がいれば、相談に乗ってもらうのもおすすめ。
どのタイミングで、どうやって報告をしたのか教えてもらうと良いでしょう。
体の不調は無理をせず協力してもらおう
つわりに耐えながら仕事を進めるのは、とても体力を要することです。
また、妊娠中はどのようなトラブルが起こるかわかりません。
つわり、異常な眠たさ、腹痛、腰痛、不正出血など、マイナートラブルと呼ばれる症状がいくつも重なって起こることがあります。
そのため、職場の上司や頼れる同僚・先輩には早めに妊娠報告をしておき、しんどいと感じたときには周りの理解を得ながら、赤ちゃんを守っていきましょう。