「ぞんざいな扱い」の「ぞんざい」の意味とは?
「ぞんざい」という言葉を知っていますか?
- 約束を何度もドタキャンされる
- 既読無視が当たり前、相手の都合でしか連絡がこない
- 何度も嘘をつく
- 見下すような発言をされる
これらはすべて「ぞんざい」な扱いです。
「ぞんざい」を調べてみると「いい加減、ひどい、適当」という意味で辞書に載っています。
どれも「丁寧」や「大切」とは真逆の意味で、相手を思いやっている行動とは言えません。
では世の中にはどうしてこういった行動をする人がいるのでしょうか?
ぞんざいな人はこんな人が多い!
他人をぞんざいに扱う人は、自分のことばかり考えていて他人を見下すような態度を取ることが多くあります。
ほかにどんな態度があるのかをここでは見ていきましょう。
自己中心的
自己中心的な人は自分が大好きなので、自分は特別で優先されて当たり前だと思っています。
意に沿わないことがあると機嫌が悪くなる、癇癪を起す、やっていたことを放り出すなど、感情の起伏が激しく責任感がありません。
また、誰よりも自分がえらいように振る舞うため横柄な態度や他人を下に見るなど、常識に欠けている態度も多く見受けられます。
他人を思いやるということができないため、人に不快な思いをさせても気にしません。
一般的な常識がない
社会に出るために人は小さいころから「常識」を学びます。
常識は誰もが持っていて当たり前のものですが、人やものをぞんざいに扱う人は一般常識が欠如していることがあります。
大人になっても「やって当たり前」のことができない人は社会人としても、人とのコミュニケーションでも問題があります。
言い訳ばかり
いつも言い訳ばかりの人も他人をぞんざいに扱うことがあります。
言い訳をするということは、つまり自分の保身を気にしているということです。
自分を守るためならば手段を択ばないということもあり、平気で人のせいにします。
自分のためならば他人を傷つけても問題ないと考えているのです。
口先だけ立派で、毎回口にしていることが違っていたらその人は信用しないほうがいいでしょう。
面倒くさがり
面倒くさがりな人は他人をぞんざいに扱うというよりは、他人任せなことが多いでしょう。
自分で決めるたり行動したりすることが嫌いなため、基本的に誰かが動いてくれることを待っています。
面倒くさがりな人こそ「頼まれると断れない」人を見つけると物事を頼むようになります。
打算的で相手によって態度を変える
打算的な人は相手によって態度を変えることがあります。
そういう人は自分の特になる人にはいい顔をしますが、そうでない人はぞんざいに扱います。
打算的な人に丁寧に扱われたとしても、もしかしたら相手は自分を利用してやろうと考えていることもあり、付き合っていくと不利益を被ることも考えられます。
相手によって態度を変える人であれば付き合いを続けるべきか再度考えましょう。
不器用すぎてそっけない
好きすぎると相手との対面や会話がどうしても恥ずかしくてついそっけなくなってしまう人もいます。
特に中高校生など、若い人にはありがちな照れ隠しです。
相手が話しかけてくれて嬉しいのに恥ずかしくてついそっけない返事になってしまったり、どうしていいか分からずにパニックになって返事がおろそかになってしまうということもあります。
もしかしたら恋愛に不慣れで不器用な人かもしれない可能性があります。
ぞんざいな扱いにはどんなものがある?
恋人にされてずっともやもやと引っかかっていることがあれば、もしかしたらそれはぞんざいな扱いかもしれません。
ではぞんざいな扱いにはどんなものがあるか、見ていきましょう。
平気で約束を破る
約束には簡単な口約束から、数週間、数か月前から決まっている大事な約束などたくさんあります。
その約束がどれほど大事かは人によりますが、約束は約束です。
2週間前に決めたデートの約束を「明日ムリになった!」だけでキャンセルされたら誰でも不快です。
もし連絡が待ち合わせ場所についてからきたらどうでしょうか?怒ってしまっても仕方がありません。
たとえ約束に行けなくなったとしても理由と、申し訳ない気持ちを誠心誠意伝えてほしいですよね。
それをおこたり「明日ムリ!」だけで一方的に終わりにされるのは軽んじられている証拠です。
すぐに嘘をつく
あとで周りに聞けば分かるような嘘や、自分に都合の悪いことをごまかすための嘘を簡単につきます。
もちろん自分の保身が最優先なのでほかの人があとで傷ついても気にしません。
些細な嘘ならば気にならないこともありますが、浮気や自分がおとしめられるような嘘だと深くショックを受け、立ち直れないこともあります。
嘘を頻繁につく人はあまり信用しないようにしましょう。
人が傷つくことを口にする
人は怒る、悲しむ、など感情が大きく揺れているときに感情的になり、つい攻撃的な言葉を口にしてしまうことがあります。
もちろんいくら興奮していても口にしていいことと悪いことがありますが、日常的に口にする人は他人を思いやれない人です。
他人のコンプレックスを刺激する言葉で見下し、辱めることで自分を強く見せていることもあります。
機嫌を損ねると無視する、冷たくなる
感情の起伏が激しい人は怒らせると途端に無口になって無視したり、態度が冷たくなることがあります。
「自分が怒らせることをしてしまったのかも」と心配になってしまうこともあるでしょう。
しかしそういったとき相手は冷静になるまで時間をおいている場合もありますが、勝手に評価して「使えない」などと考えていることがあります。
自分の基準ででしか物事を図れない人かもしれません。
お礼を言わない
相手から頼まれたことや、気を利かせておこなったことに「ありがとう」を言わない人がいます。
もしかしたら「やってもらって当たり前」と考えているかもしれません。
親や周りに甘やかされた人、または恋人が尽くしすぎるとやってもらうことが当たり前になり、周りの行動に感謝の気持ちを持つことがなくなります。
また、見下している人にお礼なんていう必要はないと考えている可能性もあります。
もし店員や後輩などにお礼を言えない人で、さらに見下すような態度をとるのであれば他人を雑に扱う人でしょう。
ぞんざいな扱いをされてしまう人の特徴
ぞんざいな扱いはする側にも問題がありますが、される側に問題があることもあります。
「あの人には優しかったのに、私にばかりつらく当たる」と感じる場合はもしかしたら自分にも問題があるかもしれません。
どんな人がぞんざいな扱いをされてしまうのか確認していきましょう。
自己主張ができない
自分の意見が言えない人、つまり自己主張ができない人はぞんざいに扱われることがあります。
周りの顔色をうかがってばかりで自分の意見が言えない人はあまり発言をしないため、周りから見ると流されているイメージがついています。
そういった人は「話し合いに参加しない」「いわれたことしかできない」と思われ過小評価され、無視しても問題ないと思われてしまいます。
頼まれると断れない
人に頼まれごとをされて断れない人もぞんざいに扱われやすい傾向にあります。
とくに優しく気の弱い人は強くお願いされたり、断ってあとで陰口を叩かれるのではないかと不安になり、嫌でも断れないため相手に都合よく押し付けられてしまいます。
「何度も頼みごとを断られなかった」から「何を頼んでも大丈夫」と思われて都合よく扱われて不利益を被るという悪循環に陥ってしまうこともあります。
自分に自信がなくてネガティブ
自分に自信がない人もぞんざいに扱われてしまいます。
自信がない人はなにかあると自分に原因があって落ち込み、ネガティブな発言も多くします。
たとえ優しい人が周りにいて否定したとしてもネガティブな発言ばかりなので、面倒になって付き合いが嫌になり、扱いが雑になることもあります。
また、人付き合いがなく友人が少ないと何か不満があっても人に言わないだろうと思われてしまい、都合よく扱われてしまうこともあります、