2021.10.12

営業女性におすすめの服装とは?選び方のポイント3つを紹介

人と会う機会が多い営業職の女性にとって、第一印象は大切。「仕事のマナーを外さず、好印象を与えたいけどどのような服装が正解なのだろう?」と思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は営業女性の服装選びのポイントを3つ紹介します!

営業女性は身だしなみが大切!第一印象は服装で変わる?


人の第一印象は、出会って数秒で決まると言われています。
それは、印象を形成する際に、服装や身だしなみ、表情など視覚から得る情報が大きく影響しているためです。

つまり、どのような色やデザインの洋服を着ているのかによって第一印象は変わると言えます。
第一印象でお客様に不快感・不信感を与えることなく関係をスタートできれば、ビジネスの成功にもつなげりやすくなるでしょう。

そのため、女性営業にとって毎日の服装選びは大切です!

営業女性の服装選び3つのポイント

営業女性の服装はスーツスタイルが基本です。

パンツでもスカートでもどちらでも問題ありませんが、商談や打ち合わせをスムーズに進めるためにも、お客様に好印象を与える服装選びには共通するポイントが3つあります。

1.清潔感のある服装を心掛ける


ビジネスシーンにおいて、清潔感のある服装は重要なポイントです。
どんなに優秀な人であっても、ヨレヨレのスーツを着ていたり、ブラウスの袖口が汚れていたりしたら印象はよくありません。

清潔感をキープするために、次の4つを意識しましょう。

  • ブラウスにはアイロンをかかておく
  • スーツにシワが無い状態にしておく
  • デザインはシンプルなものを選ぶ
  • 色は派手になりすぎずシックなものを選ぶ

スーツやブラウスは定期的にクリーニングに出すことが望ましいですが、メンテナンスが大変と感じるなら、お手入れしやすいものを選ぶと良いかもしれません。

自宅で選択可能なスーツや、シワになりにくい形状記憶、汗・汚れ防止機能付きのブラウスなども販売されているので、取扱いやすいアイテムを探してみましょう。

また、デザインや色はシンプルかつベーシックなものがおすすめです。
ネイビーやダークグレー、ブラックといったベーシックカラーのスーツであれば、どのような場面であっても浮いてしまう心配もないでしょう。

2.動きやすさ・着心地も重視

営業女性は、電車や車で移動したり、オフィス街を歩き回ったり、アクティブに動き回ることが多くあります。
そのため、動きやすさや着心地の良さは、必ずチェックしておきたい部分です。

次の2つのポイントをチェックしてみてください。

  • サイズが自分の体に合っているか?
  • 生地の伸縮性は優れているか?

スーツがタイトで体のラインが出てしまうサイズ感は、ビジネスシーンでは避けたほうが良いでしょう。
なぜなら、セクシーさを強調しているように見えてしまう可能性があります。

反対に肩が余るぐらい大きすぎるジャケットであったり、裾を引きずりそうな程のパンツであったりは、ルーズに見えてしまいます。

サイズ感がジャストなものを選ぶことは、自分の体も疲れにくくなり、相手に好印象も与えることもできるため、大切です。

「サイズがきつく、座ったり立ったりすることも一苦労」という場合は、ストレッチ素材のスーツがおすすめ。
動きやすく、シワもつきにくいため、営業女性にぴったりです。

3.機能性に優れたものを選ぶ

毎日忙しいスケジュールをこなすことが多い営業女性は、機能性も重視してスーツを選ぶと何かと便利です。
あると嬉しい機能付きアイテムが次の3つです。

  • 内ポケットがついているジャケット
  • 温度調節素材を使用したスーツ
  • トップスの着くずれ防止機能が付きいたパンツ・スカート

営業をしていると、何度も登場する場面が名刺交換です。
スマートに名刺を出して、挨拶ができたら好印象ですよね。

そのような時に大活躍するアイテムが、内ポケット付きのジャケットです。
最近では名刺入れだけでなく、スマートフォンやボールペンなどが収納できるようになっている高機能なスーツが取り揃えられています。

また、屋外と室内との温度変化がある場所を行き来することも多いため、温度調節素材が使われているスーツを選ぶと快適に過ごせます。

その他に、完璧な着こなしをしていると思っていても、気が付かないうちに背中からトップスが出てしまっていた……という経験はありませんか?

そのような事態を避けるためには、ウエスト裏にシリコンテープなど、着くずれ防止機能が付きいているパンツやスカートが重宝します。

営業女性のオフィスカジュアルはあり?


スーツよりは堅苦しくなく少々カジュアルな雰囲気のある、仕事をする時にふさわしい服装のオフィスカジュアル。
どの程度のカジュアルさなら、許容範囲なのかをチェックしてみましょう。

ジャケットなしはOK?

暑さが厳しくなってきたり、長時間着用していて肩が凝ってきたり、ジャケットを脱ぎたいと思う日もありますよね。

しかし、ジャケットを着用していないと、軽装で訪問したことになり失礼になってしまいます。
お客様を訪問する際は、ジャケットを着用するのがマナーです。

ただ、何度も訪問をしているお得意先や、クールビズを推奨している企業への訪問であれば、ジャケットなしで訪問しても問題ない場合があります。

大切なことは、お客様との関係性や業界を考えて服装を判断することです。
また、いつどんなアクシデントが起きても対応できるように、職場にかっちりとしたジャケットを1着置いておくと良いでしょう。

インナーのカラーやデザインはどこまでがOK?

スーツはネイビーやダークグレー、ブラックといった色が基本となるため、スーツ用インナーの色は、明るくて落ち着いた色がおすすめです。

明るい印象を与えたほうが良い女性営業にとって、インナーまで暗い色だと全体が重い印象になりがち。
そのため、ベージュやオフホワイト、薄いピンクや水色など明るめの色を合わせると良いでしょう。

また、派手すぎないストライプなどの模様入りのシャツや、リボンタイが装飾されたブラウスなどもアクセントになります。

程よい女性らしさも演出できるため、おすすすめです。
ただし、胸元が開きすぎている露出度が高いもの、色や柄、装飾が派手すぎるものは、ビジネスシーンにおいては控えたほうが良いので注意しましょう。

営業女性の服装選び3つの注意点


服装選びでは、注意しておくべき点は3つあります。
ビジネスマナーをきちんとしながら自分らしさも取り入れながらスーツを着こなすことも大切ですが、次の点も意識してみましょう。

1.季節感を合わせたジャケットを選ぶ

営業女性の服装のマナーとして、ジャケットの着用があげられます。
しかし春になっても裏地のついた冬用のジャケットを着ていると、野暮ったい雰囲気になってしまいます。

そのため、季節に合わせてジャケットの生地や、裏地の有無、袖の長さを変えると良いでしょう。

インナーは下着の透けに気を付ける

夏に特に気を付けなければならないのは、下着が透けてしまったり、ラインが出てしまったりすることです。
暑い季節に何枚も着るのは大変ですが、冷感素材のキャミソールなどを上手に取り入れてカバーしましょう。

吸汗速乾タイプのボトム用インナーを着用すれば、下着のラインも気にならず、汗をかいても快適さもキープ出来ますよ。

暑さ寒さ対策が出来る服装をする

季節の変わり目など昼間と夜の気温差が大きくなる時期は、カーディガンやスプリングコートなど、気温差に対応できるアイテムを用意しておくと便利です。

暑い時期であれば、吸湿性や消臭性に優れた生地を使った夏用のシャツやブラウス。
寒い時期であれば、ヒートインナーやレッグウォーマーなどを活用するのもおすすめです。

女性営業が好印象を持たれる身だしなみ3つのポイント


服装と併せて、好印象を与えるための身だしなみのポイントも押さえておきましょう。
営業女性の「靴」「髪型」「小物」について、どのようなことを意識すれば良いのか解説します。

パンプスは低めのヒールのものを選ぶ

きちんとした場所では、ヒールのある靴を履くのがマナーと言われています。
しかし、ヒールの必要性は会社の方針によっても異なる場合があります。

お客様によっても、ぺたんこ靴でも気にしない人はいるかもしれませんが、マイナスな印象を持つ人もいるかもしれません。

そこで、営業女性におすすめなのが、低めのヒールのパンプスです。

  • ローヒールタイプ(2~3cm)
  • ミドルヒールタイプ(5~6cm)

ローヒールタイプであれば、安定感があり足への負担も軽減されます。
そのため、長時間歩く予定がある日に向いています。

また、ミドルヒールタイプは、ヒールの高さをしっかり感じつつ、歩きやすさもキープしている高さです。
よりきちんと見せたい日におすすめです。

歩くことが仕事でもある営業女性は、歩いても疲れないデザインのヒールを選ぶなど、なるべく体に負担のかからないものを選ぶようにしましょう。

ヘアスタイルはナチュラルに仕上げる

好印象を与えるために意識するポイントは3つです。

  • 顔周りの髪の毛はスッキリさせる
  • ロングヘアは1本に結ぶ
  • 明るすぎ、巻き過ぎはNG

髪型は、ショートでもロングでもサイドの髪の毛が顔にかからないようにしましょう。
お辞儀をした時に、顔にかかった髪の毛を払う行動はあまり印象がよくありません。

また、顔周りをスッキリさせておくことで、清潔感を与えるだけでなく、表情が明るく見えるというメリットもあります。

そのため、ロングヘアの場合は1本に結ぶか、まとめ髪にすると良いでしょう。
そして、あくまでもナチュラルに仕上げることも大切です。

髪の毛を多少明るくしたり軽く巻いたりする程度は問題ありませんが、明る過ぎや巻き過ぎは派手な印象を与えてしまう場合があるので注意しましょう。

小物はさりげないシンプルなものを選ぶ

身につるアクセサリー類は、小ぶりかつシンプルなデザインなものが良いでしょう。
ピアスやネックレスは上手に取り入れることで、女性らしさや上品さをアピールできます。

腕時計はシルバーやピングゴールドで、華奢なデザインのものがおすすめです。
ただし、あくまでも補足的なものということは忘れずに、主張しすぎないように気を付きましょう。

また、商品に混入する恐れがある製造工場などに出向く時は、外すなど、TPOに合わせた対応も必要と言ます。

女性営業の服装選びは3つのポイントを意識!自分らしさも取り入れてみて


営業女性にとって、「仕事ができる女性に見られたい」「相手に好印象を持ってほしい」という気持ちが湧いてくることは自然なことです。

服装による第一印象で、「この人に任せたい」と思ってもらえるかどうかも左右する場合があります。
そこで、服装選びでは3つのポイントを押さえましょう。

  • 清潔感のある服装
  • 動きやすい、着心地の良い服装
  • 機能性の良い服装

また、季節感や取引先との関係性に合わせた服装選びも大切です。
仕事のマナーを外さず、なおかつ自分らしさを小物やインナーで演出してみましょう

好印象を持たれる身だしなみを心がけ、仕事の成果にもつなげてくださいね。

この記事をシェア

Twitter
Facebook
澤 杏子(ライター)
澤 杏子

フードコーディネーターやコスメ検定の資格、自身のキャリアを活かしライターとして活動中。仕事や日常に悩んだ時に少しでも役に立つ情報を発信していきたいと思っています

このライターの記事を見る