誰にも相談できない理由
相談したいと思っているのに相談できない時は、どんな可能性があるのでしょうか。
当てはまるものがないか、チェックしてみましょう!
2021.10.22
誰にも相談できない時はどうすればいいのでしょうか。仕事や恋愛などでストレスを抱えていても、相談できないという方も多いはず。相談するという選択肢を持つことは賢明なことです。「誰にも相談できない」と感じている方に向けて、対処法をご紹介します!
相談したいと思っているのに相談できない時は、どんな可能性があるのでしょうか。
当てはまるものがないか、チェックしてみましょう!
悩みごとを打ち明けることで、相手がどのような感情を持つのかわかりません。
プライドが邪魔をしたり、相手の気持ちを考えすぎてしまったりして、なかなか踏ん切りがつかないというケースは多いでしょう。
「相談して迷惑にならないかな?」など、相手の時間や手間を考えてしまうこともあるでしょう。
また、下記のような印象を持たれることが嫌だという人もいるかもしれません。
難しい人間関係の中にいるのなら、悩みごとを相談しても良い方向に物事が進むとは限りません。
特に仕事に関する悩みでは、会社の中で噂が広まってしまうことも。
「仕事が嫌らしい」「辞めたいらしい」などさまざまな推測をされ、嫌なムードに…。
相談することでより状況がややこしくなってしまう可能性もあるのです。
誰に相談すればいいのか、よく考える必要があるでしょう。
悩みをうまく言語化できないというケースもあります。
不安や苦しさなど、ネガティブでモヤモヤとした感情を言葉にするのは難しいもの。
自分の中で整理がついていないことも多いでしょう。
悩んでいる時には、誰しも冷静でいられないことがあります。
複数の問題をごちゃごちゃにして考えてしまったり、落ち着いて話せなくなってしまったり…。
悩みとは関係ない第三者に対して説明するのが億劫という方もいるかもしれませんね。
問題を冷静に整理したり、言語化したりすることが得意な相談相手を見つける必要があるでしょう。
自分の考え方や感じ方を理解してもらえないケースです。
悩んでいることをうまく説明できても、なかなか相手に共感してもらえません。
「考えすぎじゃない?」「気にすることじゃないよ」など流されてガッカリすることも。
場合によっては「こんなに気にしてしまう自分が悪いのかな?」と思ってしまう方もいるでしょう。
また、価値観や視点が異なるため理解してもらえないケースもあります。
自分としては問題と思っていることでも、相手は問題と捉えないことも。
普段から物事を他者と違う視点で考えていたり、非常に深く考えていたりする人は、相談しても理解されにくいかもしれません。
過去に相談に関する嫌な思い出があると、もう相談したくないと思うこともあるでしょう。
下記のような経験がある方もいるかもしれません。
せっかく勇気を出して相談したのにうまくいかなければ、ショックですよね…。
全員がそんな人じゃないとわかっていても、やはり相談はしにくくなるもの。
信頼できる相手を慎重に選ぶ必要があるでしょう。
誰かに聞いてほしいのに、誰にも相談できないという場合はどうすればいいのでしょうか。
対処法をご紹介します。
「ここでは相談できるかもしれない」と思える場所を見つけておきましょう。
家族や友達、恋人でもOK。
知っている人に話しにくいという方は、普段関わりのない場所に相談するといいでしょう。
下記のような場所で相談を受け付けている可能性があります。
「時間をとってしまって申し訳ない」「心配をかけてしまうかも」と不安になることもありません。
守秘義務に対しての意識もしっかりとしている場合が多いでしょう。
信頼のおける専門家に出会える可能性も!
必要な時にいつでも連絡できるよう、連絡先をいくつかピックアップしておくのも有効です。
人から相談された時の気持ちを思い出してみましょう。
それが大切にしたい人であれば「信頼してくれたのかな?」と少しうれしい気持ちになるのではないでしょうか。
また、一人で抱え込まずに話してくれてよかったと思うかもしれません。
少なくとも、迷惑だなと感じることはないですよね!
人からの相談を受けることで、自信や充足感を得られるという人もいます。
迷惑かもしれないと考えすぎる必要はないでしょう。
自分の悩みを解決するのは自分しかいません。
しかし、視野を広げていくには人の意見に触れるのも大切です。
悩みを相談しても仕方ないと考える方の中には、自分の意見を大切にしすぎるという方もいるのではないでしょうか。
それで悩みが解決しないのであれば、人の意見を試しに聞いてみるのも有効かもしれません。
案外、解決のきっかけが見えてくるかもしれませんね。
ただし、人の意見を全て受け入れるのではなく、冷静に考えることも大切です。
受け入れすぎず、拒否せず、よいバランスを持って人の意見に接していきましょう!
他者が落ち込んでいたり、つらい思いをしたりした時には、些細なことでも耳を傾けておきましょう。
お互いに話しやすい雰囲気が生まれ、いざという時に悩みごとを相談できるように。
次第に信頼関係ができてくるはずです。
仕事であれば、一緒に苦労を乗り越えてきたという意識も生まれるかもしれませんね!
友達や同僚などに相談する時は、相手への切り出し方も工夫してみましょう。
自分が相談によって何を求めているのか考え、具体的に伝えます。
下記のような言葉が使えるでしょう。
自分の望むことをはっきりと伝えることで、満足のいく時間が過ごせる可能性が高まります。
相手としても「どんなふうに聞いてほしいのかな?」と、悩むことが少なくなるでしょう。
特に、アドバイスがほしいのか、ただ単に話を聞いてほしいのかを明確にすることは効果的です。
望むゴールに向かってよい時間を過ごせるよう、工夫してみましょう。
人に相談できないという方の中には、時間がなかったり、まだ勇気が出なかったりと、さまざまな事情を抱えているという場合もあるでしょう。
そんな時でも、ひとりでできることもあります。
自宅で気軽にできることもあるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
悩みを整理して、俯瞰して見られる状態にしましょう。
つらい時は、普段通りに物事を考えることができません。
「あれもうまくいっていない」「これもやらなくちゃいけないのに」など、悩みを複雑にしてしまいがち。
悩みの本質を見失ってしまうことも…。
悩みを整理するには、紙に書き出して考えることが有効です。
不安に思うことをノートに書いてみましょう。
紙に書き出すと、今の気持ちを俯瞰で眺めることができます。
図や箇条書きを使ったり、自分への問いかけを書いたりして、少しずつ考えを整理しましょう。
元気がない時は、ただ気持ちを書き出すだけでもOK!
スマホのメモアプリを使うのもいいでしょう。
人に相談してもしなくても、解決するのは自分自身。
グルグルと悩んでいるだけではなかなか解決しません。
また、人が解決してくれるのを待つのもやめましょう。
答えを教えてくれる誰かが現れるのではないかと期待したり、誰かが代わりに解決してくれるのを待ったりしても、仕方ありません。
自分の人生に責任を持って、自分で解決するという覚悟を持ってみるのもひとつの方法です。
どんな人でも、今までたくさんのことを乗り越えてきたはず。
勇気を持って物事に向き合っていけば、案外解決することも多いのではないでしょうか。
「自分の人生を良くしたい」という覚悟を持てば、行動も起こしやすくなるはずです。
もちろん、心身に影響が出るような状況にはならないように注意しましょう!
自分の力でどうにもできないことは、時間が解決してくれるのを待ちましょう。
悩みごとについてずっと考え続けるのは、精神的にも悪影響。
「悩みごとをあえて忘れる」というのも立派な対処法なのです。
賢い人は、悩みごとの解決もシンプル!
どうしようもないことに対しては、無理に悩んで体力を消耗する必要もありません。
運動をすると、前向きな気持ちになれることが科学的にわかっています。
やり始めるまでが億劫なこともありますが、いざ運動するとスッキリ。
汗をかくと気分も晴れていきますよね。
「そこまで悩むことじゃなかったかも」と思うかもしれません。
夜、寝つきがよくなるのも大きなメリット。
悩んでなかなか眠れないという時にも効果的です。
継続することができれば達成感が出て、自信がつくこともあるでしょう。
悩みごとがなかなか解決しない時は、身体面からもアプローチしてみてはいかがでしょうか。
誰にも相談できないと悩む方に向けて、相談できない理由や対処法についてご紹介しました。
相談することに慣れていないと、抵抗感があるものです。
しかしいざ相談してしまえば、落ち着きや信頼関係などが得られる可能性があります。
人への相談について考えるきっかけになれば幸いです!