2021.09.09

仕事で責任感のある人の特徴とは?強い責任感への対処法まで解説

仕事で責任感の強い人は評価もされやすく、仕事ができる人と思われることが多いでしょう。この記事では仕事で責任感がある人の特徴やメリット、責任感を簡単に身につける方法を紹介します。また、責任感が強すぎてストレスを感じる人への対処法も解説します。

仕事で責任感がある人の特徴3つ


仕事で責任感があると評価される人には、完璧主義である、決められたルールをきっちり守るといった特徴があります。

ここでは詳しい特徴をご紹介します。自分の仕事ぶりが当てはまっているかチェックしてみましょう。

完璧主義


きっちりとした仕事とは、ミスのない仕事とも言い換えられます。
そういった点では、責任感がある人は完璧主義であるといえるでしょう。

例えば、書類1枚においてもミスがないか細部までチェックし、クオリティの高いものを毎回提出する人は責任感が強いと言われるでしょう。

約束やルールを守る


責任感のある人は、仕事をする上でのルールや約束をしっかりと守っています。
仕事をする上では、社内ルールやコンプライアンスなど守ることはたくさんありますが、案外守れていない人が多いのも事実です。

大小様々なルールを当たり前に守れる人は、信頼でき安心して仕事を任せることができます。

ミスを認めリカバリーに努める


仕事において責任感の強い人は、きちんと自分のミスを認めることができます。
そしてどうしてミスが起こったのか、どうすれば今後同様のミスをしないかを考える人が多いでしょう。

責任感の強さとは、「与えられた仕事をどうすればベストな結果へつなげられるか」という視点の有無ともいえます。

仕事で責任感がない人の特徴3つ


仕事で責任感がないといわれる人には、ミスを認めなかったり、自分のこととして考えていない特徴があります。
自分に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

ミスを人になすりつける


関わった仕事でミスがあった場合、「指示がなかった」などとまず言い訳をする人は、責任感のない人という印象が強くなります。

また、謝罪をしない、人に責任をなすりつけるといった言動は文字通り、「責任転嫁」と呼ばれ責任感のない人がよくする振舞いでしょう。

自分事として考えていない


チームで仕事をする場合は特に、何かあった場合「私には関係ない」という態度は責任感がないといえるでしょう。
周囲とコミュニケーションを取らず淡々と自分の仕事だけをすすめる姿勢は当事者意識が薄いといわれても仕方ありません。

約束を守らない


責任感のない人は、仕事での約束を守らないことが多いようです。
ミーティングやアポといった約束を、平気で遅刻したりします。

相手の時間を奪っているという自覚も薄いため、罪悪感もなく平気で繰り返します。
そんな人には、重要な仕事を任せにくくなるのは当然でしょう。

仕事に責任感がある人が得られる3つのメリット


責任感のある仕事をすることで、以下の3つのメリットが得られるでしょう。

  1. 昇進、昇級となりやすい
  2. 人間関係が良好になる
  3. 自分の自信につながる

昇進、昇給となりやすい


責任を持って仕事を行うことは、昇給、昇進へと繋がります。
高い質を保った責任感ある仕事ぶりは、当然評価の対象になるでしょう。

ポストが空いた、新たなプロジェクトを発足といった場合には、普段から責任感を持って仕事をする人に「ぜひお願いしたい!」と思うのは当然のこと。

結果として昇給し、お給料に反映される嬉しいメリットがあります。

人間関係が良好になる


責任感を持って働くことで、周囲の人との人間関係が良くなるというメリットがあります。
責任感をしっかり持っている人だと「この人に任せておけば大丈夫」と周囲も安心して仕事を振ることができます。

分からないことはしっかり確認し、ミスのない仕事ぶりを継続して行うことは、上司やクライアントから頼られ良好な関係を築くことができます。

結果として働きやすい環境となるでしょう。

自分自身の自信に繋がる


責任感ある仕事ぶりは他者からの評価が上がるだけでなく、実は自分への自信とも繋がっています。
反対に、責任感のない仕事ぶりだとミスや漏れも多くなり各方面へ迷惑をかけることも。

そうなると自分自身で自己嫌悪、というパターンになりがちです。
責任感ある仕事ぶりは自己肯定感をも強めてくれることでしょう。

今日からできる!責任感を身につける方法


ここでは、責任感を身につける2つの方法を紹介します。
今日からできる方法もあるので、ぜひ参考にして、責任感を身につけるきっかけにしてください。

責任感のある人の仕事ぶりを真似する


責任感のある仕事ぶりを身につけるのに、最も効率の良い方法が「真似ること」。
同じ職場にいる責任感の強い人の仕事ぶりを、真似してみましょう。

気軽に話ができる間柄であれば、本人に直接「責任を持って仕事をする上で気にしていることはありますか?」とアドバイスをもらうのもおすすめです。

「確認します」を癖にする


責任感のある人は、何か聞かれた際に自分が分からないことであれば「確認します」と返答し、適当な返事や曖昧な回答はしません。

なぜなら、自分が発した言葉の影響力を自覚しているためです。
「〇〇だと思いますが......」といった曖昧な返事ではなく、「分からないので確認します」とはっきり伝える癖を付けましょう。

責任感のない人と仕事をする場合の注意点4つ


責任感のない職員と仕事をする場合、注意したい点がいくつかあります。
自分が頑張りすぎて消耗しないためにも、これから紹介する注意点を参考にしてください。

1.重要な仕事は積極的に自分でする


仕事において商談やプレゼンなど、重要な局面は多くあります。
「ここは外せない!」という大事な仕事は、積極的に自分で行うようにししょう。

責任感のない人に任せると、「最後までやり遂げられるかな......」という不安を抱えることになりかねません。
大事な局面はストレスも伴いますが、自分が積極的に仕事をすることで、成長につながり評価も上がります。

2.きちんとやらなかった場合のリスクを伝える


仕事の仕上がりが雑な職員に仕事をお願いする場合、「ミスがあればクライアントを失う」など、適当な仕事で発生するリスクを事前に伝えておくとよいでしょう。

自分の仕事が、会社や部署に影響を及ぼすと考えれば、自然と責任感も生まれるでしょう。

3.最終確認は自分でする


自分の業務量が多く、責任感のない人に仕事を任せるケースもあるでしょう。
その場合、仕事の最終確認は必ず自分で行いましょう。

早い段階でミスに気づければリカバリーも比較的簡単です。
しかし責任感のない人に全て任せてしまった場合、プロジェクト終了後にミスが発覚することもあるでしょう。

全てやり直し、クライアントへの謝罪といったリスクがあります。
もっというと損害賠償という大きな問題に発展する可能性があるので、しっかりと最終確認は自分で行いましょう。

4.その人の能力に合わせて仕事を任せる


自分が仕事を振り分ける立場の場合、お願いする相手に合わせて仕事を任せるようにしましょう。
責任感がない人は、自分が責任を持って成し遂げられる量を考えず、安請けする傾向にあります。

あとから「やっぱりできませんでした」とならないためにも、少しずつ任せる、簡単な仕事から任せるなど、その人の能力に応じてお願いするようにしましょう。

責任感が強くストレスを感じる場合の対処法


責任感が強い人は、当事者意識が強く、何ごとも自分の責任として感じる傾向にあります。
そうなると、日々仕事のストレスはたまる一方です。

疲弊しないためにも、ストレスへの対処法を身につけましょう。

意識して休憩を取る


責任感の強さゆえ、ストレスを強く感じる時には、意識して休憩を取るようにしましょう。
例えば、数種類のフレーバーティーを用意し、気分に合ったものをチョイスする。

フロアを移動する際は階段を利用し、意識的に体を動かす。
仕事中にできる気分転換の方法を上手に身につけましょう。

根本的な仕事のストレスを解消することも大切ですが、長く働いて行くうえではそのストレスと上手に付き合う、スルーするといった考え方も大切にしたいものです。

周りに頼るスキルを身につける


責任感の強い人は、どうしても一人で仕事を抱え込みがちです。
性格ゆえ、人に頼るのが苦手......と感じる人も多いでしょう。

実は、仕事がデキル人は周りの状況を見ながら上手に周囲の人に頼って仕事を完遂しています。
責任感が強い人は、その真面目な性格を逆手にとって「上手に周囲に頼る」ことをスキルの一つとして身につけることに意識を転換してみるのも一つの方法です。

仕事のゴールを意識する


大きな仕事や初めての仕事を任された場合、プレッシャーを感じるのは当然のこと。
漠然とした不安感に襲われる場合は、まずは仕事のゴールを意識してみましょう。

目的がはっきりすれば、おのずとするべきことは見えてくるはずです。
それを更に細分化してタスクとして落とし込めば、何をすべきかという不安からは少し離れることができるのではないでしょうか。

先ほどご紹介したように、ここでも「周りの人に相談しながらすすめていく」を意識することが大切。

責任感を持った仕事ぶりはあなたの強みになる!


最後まできっちりと仕事をやり遂げる姿勢は、周囲から高い信頼を寄せられます。
責任感の強い人は、それだけストレスを感じる局面も多いかもしれません。

しかし、その責任感の強さはどんな業務でも活かせるあなたの強みでもあるのです。
意識的に息抜きをし、上手にストレスを解消しながら仕事に向き合っていきましょう。

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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Rolmy編集部から、仕事も私生活も充実させたい20~30代の働く女性向けに、より私らしく輝けるキャリアやライフスタイルを叶えるためのヒントをお届けしています。

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