なぜ自宅の防犯性が重要なのか?
女性が一人暮らしをする上で、防犯対策はとても重要です。
なぜなら、性犯罪や強盗は自宅が狙われることが多いからです。
警視庁の2020年のデータを見てみると、強制性交等の発生場所は52%が住宅で起きています。
公園や路上などの屋外では4%と意外と少ないのです。
自宅は一度中に入られてしまうと外からは見えにくいもの。
防犯対策をしっかりとして室内に侵入されないようにすることが、犯罪を防ぐことにつながります。
女性一人暮らしの防犯性を高めるコツ5点
初めての一人暮らしだと、どこに気をつけたらよいのか分からないですよね。
ここでは5つのコツをご紹介します。
帰宅したらまずは施錠する
基本的なことですが、外から帰宅したらまずはしっかりとドアの鍵をかけるようにしましょう。
家の中に入れば安心というわけではなく、靴を脱いだり荷物を置いたりしているその一瞬のうちに室内に侵入されるケースもあります。
玄関のドアを開ける前には周囲に不審な人がいないか確認し、部屋に入ったらすぐに施錠しましょう。
玄関チェーンも一緒にかけるとなお良いですよ。
ゴミ出しや近所のコンビニなど、短時間の外出でも必ず施錠してください。
窓は開けっぱなしにしない
部屋が2階以上であっても、窓は開けっぱなしにしないようにしましょう。
1階でなければ安全だと思っている人は多いかもしれませんよね。
ですが、2階以上であっても窓から侵入されるというケースがあります。
上階であれば屋上から部屋に入ってくるということも。
換気をするときはなるべく短時間で済ませて窓をしめるようにしましょう。
夏場は暑さで窓を開けることがあるかと思いますが、夜間は鍵をかけた方が安全です。
備え付けの鍵だけではなく、ホームセンターなどで購入できる補助錠も取り付けるとより安心です。
来客時は慎重にドアを開ける
宅配便や郵便などいろいろな来客があります。
来客時は慎重にドアを開けるようにしてください。
例えば運送会社や電気の検針員などに扮して部屋に入ってこようとする犯罪があります。
来客があった場合は、まずドアチェーンをしたまま対応し、室内に侵入されないように注意してください。
洗濯物は外に干さない
ベランダ付きのお部屋だと外に洗濯物を干したくなりますよね。
ですが女性の一人暮らしでは、洗濯物は外に干さないようにするのがよいでしょう。
外に洗濯物を干すと、その家にどんな人が住んでいるのか簡単に分かります。
そのためこの家には女性が住んでいると周りに知られてしまうのです。
洗濯物は部屋干しにするか、どうしても外に干すときは男性ものの洗濯物も一緒に干すようにするとよいですよ。
郵便受けはこまめにチェックする
ポストや郵便受けはこまめにチェックして、郵便物がたまらないようにしましょう。
郵便物をため込んでいると、「この部屋の住人は長期で不在にしているのか?」と思われ、強盗などに入られやすくなります。
また個人情報を抜き取られることも。
仕事から帰ってきたら必ずチェックするなど、郵便物をためないようにする工夫が必要です。
まとめ
女性一人暮らしの防犯性を高めるコツを5つご紹介しました。
一人暮らしは犯罪に巻き込まれないか心配ですが、しっかりと対策することで防犯性を高めることができますよ。
玄関ドアや窓の施錠はすぐにできるので、ぜひ取り入れてみてください。
しっかりと対策をして楽しい一人暮らしライフを送ってくださいね。