自営業とは
自営業とは、「自ら事業を営むこと」です。
会社員やアルバイト、パートのように企業に雇われて働くのではなく、独立して事業を運営していくものです。
「個人事業主」や「フリーランス」で働いている方は、届け内容や申告方法に一部違いがあるだけで、基本的には自営業に当てはまります。
自営業のメリット・デメリット
自分で好きなことを仕事にできる自営業。
やりがいを感じられる反面、時には難題にぶつかるときもあります。
自営業のメリットとデメリットを理解して、自分に合った働き方を選択しましょう。
自営業のメリット
自営業として働くメリットは以下の5つが上げられます。
- 自分の好きなことを仕事にできる
- 働く場所を選べる
- 働く時間やルールを自分で決める
- 収入額に上限がない
- 裁量権が大きい
自由度の高さが自営業の魅力です。
また、収入面では決まった給与額が無いため、稼いだら稼いだ分収入になるため夢のある働き方でもあります。
裁量権は全て自分になるため、しっかりと事業展開のプランニングができる方や、将来のキャリアプランをイメージできる方は自営業に向いているかもしれません。
自営業のデメリット
自営業として働くデメリットは以下の4つが上げられます。
- 責任は全て自分
- 収入が不安定
- 確定申告などを自分で行う必要がある
- 意外と休みづらい
自由度が高い分、責任が大きくなります。従業員を雇わない場合、自分が休むと代わりがききません。
そのため、忙しくなるとなかなか休みが確保できないという状況になる場合があり、働く上でのマネジメント能力が必要になります。
女性が自営業を選ぶワケ
楽しいこともあれば、事務作業や責任の大きさで大変なことも多い自営業ですが、今後の働き方として女性に自営業はとてもおすすめです。
自分のスキルを活かせる
働き方の多様化により、副業を経験される方も増えました。
本業だけでなく、「副業で身に付けたスキルを活用して働きたい」という想いを、自営業では叶えることが可能です。
また、働き方改革により残業時間が減り、帰宅後にスキルアップのために勉強したこと・趣味を極めたことを仕事にできます。
結婚・出産後の新しい働き方ができる
結婚や出産後でも自営業の場合、自分の生活に合ったスタイルで働くことが可能です。
保育園の待機児童の多さが問題になっていますが、自営業であれば子供の近くで働くこともできます。
人間関係のストレスが少ない
毎日会社に通勤していると何かしら人間関係で悩みがでてきますが、自営業を1人で営む場合はそのストレスから解放されます。
働く上で人間関係でのストレスが無いというのは心身の健康にもつながり、仕事がより楽しくなるでしょう。