なぜカメラ位置が大事?
カメラの位置によっては顔つきや表情、骨格が変わって見えてしまうからです。
場合によっては「上から目線」に見られ、相手に威圧感を与えてしまうことも。
少し気を付けるだけで相手に与える印象がガラッと変わるので、カメラ位置はとても大事です。
カメラ位置で気を付けるポイントは?
カメラの位置が大事だということは分かったけれど、気をつけたほうがよいポイントはなんでしょうか?
ここでは簡単に取り入れることができる3つのポイントをご紹介します。
自分の目の高さにカメラを設置する
カメラは自分の目の高さに設置しましょう。
カメラを目線よりも下にすると見下ろす形になり、相手から見ると上から目線に映ってしまうからです。
多くの場合、ノートパソコンやスマートフォンのインカメラを使っている人が多いでしょう。
机の上にノートパソコンをそのまま置くとカメラの位置は目線よりも下になり、カメラを覗き込むような体勢になってしまいます。
相手に威圧感を与えてしまうので、ノートパソコンスタンドなどを使ってカメラと目線が同じ高さになるように調整しましょう。
顔と体が1対1になるようにする
カメラは顔と体が同じぐらいの比率に映る位置に置いてください。
顔と体が同じバランスで映ると、自分が自然と中心にきます。
こうすることで相手に安心感を与えることができますよ。
テレビのニュースキャスターを思い浮かべると、上半身のみが映っていることが多いでしょう。
このときも顔と体がだいたい同じ比率であることが多いのです。
頭の上に少し余白を残し、顔と体が1対1になるような場所にカメラを設置してくださいね。
人数が多いZoom会議のときは、顔を少し大きめに映すと仕草が相手に伝わりやすいですよ。
カメラから70cm以上離れる
カメラからは70cm以上離れるようにしましょう。
カメラに近づきすぎると、顔が大きく見えたりゆがんで見えたりするからです。
ノートパソコンのカメラには広角レンズが備え付けられていることが多くあります。
広角レンズの特徴は遠近感を強調できること。
そのためカメラに近づきすぎると、顔が大きく見えたりゆがんでしまったりするのです。
また顔が大きく映ることで、実際よりも近くにいるような印象を与えます。
あまりに近い距離だと、親密な間柄でない場合は嫌な感じを与えてしまうことも。
カメラと自分の間は70cmぐらいの距離をあけるとよいですよ。
女性の腕の長さの平均が約67cmなので、腕を伸ばしたぐらいの距離をあけるとよいでしょう。
かわいく映るコツは?
リモート会議であっても友人とのオンライン飲み会であっても、どうせならかわいく映りたいですよね。
ここではZoomでかわいく映れちゃうコツを3つご紹介します。
メイクに気を配る
普段のメイクのままだと映りが悪かったりのっぺりとした印象を与えてしまうことも。
ちょこっと工夫するだけで、モニター映りがよくなりますよ。
チークやリップはコーラルカラーを選んでみてください。
血色がアップするので肌が綺麗に見えますよ。
同じようにハイライトもいつもより明るめの色を選んでみてくださいね。
Tゾーンや目元に入れると肌が立体的に見えます。
光に気を付ける
照明で気を付けることは2つ。
逆光にならないようにすることと、自分に明かりが当たるようにすることです。
逆光になると顔が真っ暗になってしまうので避けましょう。
自分自身に明かりを当てるときは斜め前から当てるようにしてください。
適度に陰影ができて顔が立体的に見えますよ。
最近では手頃な価格でリングライトを購入することができます。
より効率的に明かりを当てることができますよ。
生活感が出ない背景で
Zoom会議は在宅勤務中に行うので、主に自宅から参加します。
背景には生活感のある部屋が映らないようにひと工夫してみましょう。
洗濯物や使ったままの食器などが映ってしまうとガヤガヤした印象を与えてしまいがち。
相手の集中力も切れてしまいます。
背景にはなるべく白い壁が映るようにするとすっきり見えますよ。
ビジネスライクなバーチャル背景を用いてもよいですね。
まとめ
Zoom会議をするときにカメラ位置で工夫すべきポイントをご紹介しました。
自分の目線と同じぐらいの高さで、顔と体が同じバランスで映るようにするとよいですよ。
カメラからは70cmぐらい離れるようにすると顔がゆがみにくいです。
メイクや背景にも気を配るとかわいく映ることができます。
ちょっとした工夫でよい印象や雰囲気を出せるとよいですね!