2021.09.09

「仕事をする上で大切なこと」への回答方法は?例文付きで徹底解説!

「仕事をする上で大切なこと」は、企業の採用面接でよく聞かれる質問です。事前に準備せずに面接に挑むと、最も重要にしていることが上手くアピールできずに終わりかねません。仕事をする上で大切なことを面接で聞かれても、落ち着いて回答できるよう準備しておきましょう。

仕事をする上で大切なこと」は面接でよく聞かれる


「あなたにとって、仕事をする上で大切なことはなんですか?」という質問は、企業の採用面接でよく聞かれる質問の1つです。

この質問には、自分の考えをしっかりと述べることが大切です。
ただし、それだけでなく企業側はどうしてそれを聞いてくるのか、どんなキーワードを使えば相手に響きやすいかといったように、回答の仕方にはコツがあります。

それらをしっかりと抑え、自分の考えをしっかりと伝えられる回答を考えましょう。
  

面接で「仕事をする上で大切なこと」を聞かれる理由


そもそも、企業の採用面接ではどうして「仕事をする上で大切なこと」を説明します。
どんな意図があって質問されているのかを理解した上で回答することで、相手に響きやすい回答を作ることができるためです。

まずは、面接で「仕事をする上で大切なこと」を聞かれる理由について、しっかり理解していきましょう。
 

仕事においての価値観を聞きたい


まず「仕事をする上で大切なこと」の質問の意図として、相手が仕事に対してどんな価値観を持っているかを知りたいという理由があります。

周りとのコミュニケーションを最重要にするのか、自分の積極性を最重要にするのかなど、人の価値観はさまざまです。

面接官はその価値観を知りたいため、面接で多く聞かれるのです。
 

仕事に対する熱意を図っている


「仕事をする上で大切なこと」を聞くと、ある程度その人の仕事に対する熱意や姿勢がわかります。
この質問をしたときにどれくらいの熱量で面接官に伝えてくれるか、それがどんな内容かなど応募書類の紙面上では分からないことを見ることができるのです。
 

応募先企業と相性がいいかを知りたい


応募先企業によってどんな人材を求めているかは異なります。
とにかく人手不足で、着々と仕事をこなしてくれる人材が欲しいのか、ゆくゆくはチームの中心核となって働いてくれる人が欲しいのかなど、企業や採用のタイミングによってさまざまです。

仕事をする上で大切なことを聞くことで、企業が求めている人材に当てはまっているかどうかをある程度図ることができるという意図もあります。
 

「仕事をする上で大切なこと」での重要なキーワード4つ


仕事をする上で大切なことを考えるにあたって、重要なキーワードについて紹介していきます。
同じことを話していても、その言葉選び1つで相手への響き方が変わります。

仕事をする上で大切なことへの回答を考える際には、これから紹介する4つのキーワードを意識しましょう。
 

1.チームワーク


初めに「チームワーク」というキーワードが挙げられます。
これは、多くの企業や部署は1人だけで仕事をするのではなく、チームで仕事をこなすわけです。

そのため、多くの企業にとって「チームワーク」は非常に重要な要素となってきます。

2.コミュニケーション


どんな仕事をするにおいても、周りとのコミュニケーションは非常に重要です。
どんなに事務能力が高くても、コミュニケーション能力が低いと仕事はなかなかうまく回りません。

連携不足であったり、仕事の認識の違いがあったりして、どこかでミスが発生してしまいがちです。
コミュニケーション能力を重要視している企業が非常に多いのは、このためです。
 

3.責任感


企業からすれば、どんなに簡単な仕事でも責任感を持ってしてもらわないと困ります。
「簡単な事務だから…」と油断していると大きなミスにつながりかねません。

先ほどもお伝えした通り、仕事をする上で大切なことを聞くことで、仕事に対する姿勢を図ることができます。
責任感を持って仕事をするということをしっかりアピールすることで、採用担当者にポジティブな印象を持ってもらうことができます。
 

4.主体性


世の中には「指示待ち人間」と呼ばれる人が少なからず存在します。
「指示待ち人間」というのは、人から仕事を与えられないと自分からは何も動かないというタイプの人間のことを指します。

企業からすれば、当然ですがそのような指示待ち人間を採用してしまうことは避けたいところです。
そのため「自分は指示待ち人間ではない」というアピールとして「主体性」というキーワードも大切な要素となります。

「仕事をする上で大切なことは?」に対する回答の作り方


面接官の質問の意図や回答において、重要なキーワードはわかってもらえたでしょうか。
次は「実際に仕事をする上で大切なこと」に対する、回答の考え方を見ていきましょう。
 

自分が思う「仕事をする上で大切なこと」を書き出す


まずは、自分が思う仕事をする上で大切なことを全部箇条書きで洗い出してみましょう。
箇条書きにすることで自分の頭を整理することができる上に、自己分析にもつながります。

この時点では、応募先企業に伝えるものとして意識をせず、自分の気持ちを正直に書いてみてください。
 

企業先が求める人材をリサーチする


次に、応募先企業が求めている人材はどんな人なのかを考えてみましょう。
応募先企業のホームページや採用情報などを見てみると、その企業の理念や求めている人材が見えてきます。

自身でリサーチをして、応募先企業が求めている人材像を把握してください。
 

自分と企業の考えでマッチしているものを洗い出す


「自分の考える仕事をする上で大切なこと」と「企業が求めている人材像」の2つがそろったところで、お互いマッチしているものを探しましょう。

応募先企業が求めている人物像になるために、面接でウソをつく必要はありません。
自分が本当に思っている「仕事をする上で大切なこと」の中で、企業の求めているものと一致していることをしっかり面接で伝えることが大切です。
 

「仕事をする上で大切なこと」に対する回答例


ここからは、仕事をする上で大切なことに対する回答例を紹介していきます。
あくまでも例ですが、これらを参考に自分自身の回答を作ってみてください。
 

1.チームワークを挙げる場合


私にとって一番仕事をする上で大切なことは「チームワーク」だと思っています。
どんな仕事をする場合でも、必ずチーム全体が同じ方向に向くことが必要であるからです。

チームメンバー全員が同じ方向に向かって進んでいかなければ、少しの認識の違いで大きな仕事のミスにつながりかねません。

チームは助け合い、1つの目標に向かってともに切磋琢磨していくべきだと考えています。
そのためには、常にチームでしっかりと認識を合わせ、ヘルプが必要な人はいないか、今の仕事が元々の目的からずれていないかを確認しあうことが大切だと考えています。
 

2.コミュニケーションを挙げる場合


私にとっての仕事をする上で大切なことは、「コミュニケーション」です。
仕事の内容にかかわらず、人は必ず自分以外の誰かとかかわりを持って仕事をするからです。

事務作業などは、1人でこなす意識に陥りやすいですが、その仕事の先には次の作業をする人やクライアント様がいます。

求められた業務を遂行するには、時には仲間の力を借りることも必要です。
そのためには、日ごろからのコミュニケーションは必須であり、仕事をする上で大切なことだと考えています。
 

3.責任感を挙げる場合


私が考える仕事をする上で大切なことは「責任感」です。
どんなに単純な作業や、簡単な仕事であっても軽く考えていい仕事はありません。

その仕事の本質や目的を意識し、どんな仕事であっても自分が与えられた仕事は最後まで責任をもってやり抜く所存です。
 

4.主体性を挙げる場合


私の考える仕事をする上で大切なこととは「主体性」です。
与えられた仕事をこなすことは当然ですが、その上で改善提案や付随してくる仕事を意識することが大切だと考えています。

自分だけでなく、周りの人や自分の仕事の次に担当する人のことも考え、どうすれば仕事が効率よく回るかなどを提案していきたいです。
 

「仕事をする上で大切なこと」は自分らしく伝えよう


仕事をする上で大切なことは、人によって違います。
また、どんな考えを持っている人が欲しいかというのも、企業によって異なります。

それがマッチするか否かで、採用される確率が変わってくるのです。
自分の仕事をする上で大切なことと、応募先企業の理念などを照らし合わせ、回答を考えるようにしましょう。

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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