28歳
入社から6~7年が経過し、徐々に責任のある仕事を任されるようになる時期です。
後輩ができたり、上司から信頼されたりと、仕事が最も充実するタイミングといえます。
一方で仕事を一通り覚えてしまい、忙しかった新人時代と比べて余裕が出てくる時期でもあります。
そのため周囲で結婚ラッシュが続き「自分もそろそろ…」と意識し始める人も多いのではないでしょうか。
28歳という年齢は、仕事・結婚・出産など働く女性にとって最大のターニングポイントです。
30歳が出産適齢期ということもあり、一度立ち止まって今後のライフプランを考えるべきでしょう。
仕事か家庭か、どちらを優先するかはっきり決まっていれば問題ありません。
しかし働きつつ結婚・出産を両立したい場合は、明確なプランニングが必要です。
パートナーがいる人は今後についてよく話し合い、パートナーがいない人はすぐに行動を開始すべきでしょう。
33歳
33歳になると、20代の頃とは異なるライフスタイルに変化していきます。
例えば夜遅くまで仕事をしていると翌朝起きられない、など無理ができなくなるので、ゆとりをもって仕事に臨まなければなりません。
また婚活の面では、異性から声をかけられることが少なくなってきます。
あらゆる場面において「若さ」で勝負できなくなってくるのが、33歳という年齢です。
今まで若さだけでなんとか乗り切ってきた、という人は壁にぶつかることが多くなるはずです。
30年間にわたって培われた人生経験を元に、体力や外見に頼らない自分の強みを磨きましょう。
今のうちから自分の強みを把握しておけば、将来的に役に立つスキルが身につきます。
35歳
35歳を迎えると、ライフイベントのタイムリミットが訪れます。
例えば転職市場では35歳が限界といわれていますし、妊活においては35歳を境に自然妊娠が難しくなる、とされています。
30代後半に差し掛かると、何かしらを諦めなければいけないケースも出てくるでしょう。
しかしだからこそ人生における本当に必要なものが何なのか、が見えてくる時期ともいえます。
若い頃は選択肢が多すぎて何でも選べるような気分でいたのが、30代後半を迎えると選択肢が減るため、残された選択肢の中から自分に合った生き方を選ぶ必要があります。
残りの人生で仕事とプライベートどちらを優先するのか、もしくは両立するのかなど、ライフプランを再設計するタイミングといえるでしょう。
ターニングポイントを迎えたことがある人はどのくらい?
株式会社キャリアデザインセンターは20~30代の働く女性に対し「仕事観に関するアンケート調査」を実施しました
出典:女の転職type(外部リンク)
その結果「社会人になってから大きな決断をしたことがある」と答えた人は56.7%でした。
全体の半数の人がターニングポイントを迎えていることがわかりますよね。
大きな決断をしたことがある人のうち「満足している」と回答した人は61.0%、「後悔している」と回答した人は4.4%でした。
満足している人に対しては少ない数ですが、後悔している人がいることも事実。
人生を左右する大きな決断を下すときには、情報収集を徹底するなどして、後悔することのないようにしたいものですね。
まとめ
今回は働く女性の年齢別ターニングポイントについてお伝えしました。
働く女性は年齢を重ねるたびに、大きな選択を迫られる場面が増えてくるもの。
より良い決断を下すためには、人生において何を大切にしたいのか、をはっきりさせておくことが大切です。
しっかりとした自分軸を持っていれば、周囲の声に惑わされることなく、自分の選択に自信を持てるはず。
後悔しないようにライフプランを明確にし、自分らしい充実した人生を送りましょう!