結んで切るセルフカットをする人が急増中
コロナ禍でおうち時間が増えたことから、セルフカットをする人が増えています。
そのなかで人気な方法は、結んで切るセルフカットです。
「結んで切る」という新鮮でユニークな方法から、YouTubeやTikTokなどでも話題になりました。
多くの人が実践する「結んで切るセルフカット」はどのような方法なのでしょうか?
2022.03.22
最近、セルフカットをする人が増えています。なかでも、結んで切るセルフカットは「簡単で失敗しにくい」と話題です。この記事では、結んで切るセルフカットの方法について解説します。あなたも結んで切る方法でセルフカットデビューしちゃいませんか?
コロナ禍でおうち時間が増えたことから、セルフカットをする人が増えています。
そのなかで人気な方法は、結んで切るセルフカットです。
「結んで切る」という新鮮でユニークな方法から、YouTubeやTikTokなどでも話題になりました。
多くの人が実践する「結んで切るセルフカット」はどのような方法なのでしょうか?
結んで切るセルフカットとは、「ヘアゴムで髪を結んでから自分でカットする方法」のことです。
髪を切りたい場所にヘアゴムを結んで、カットするためのガイドラインをつけてからセルフカットをします。
ガイドラインを作ることで、セルフカットにありがちな「切りすぎによる失敗」を防止できます。
ヘアゴムが結んである場所を切れば良いので、初心者でも失敗しにくい方法です。
セルフカットは「失敗するリスク」がある反面、数多くのメリットがあります。
・お金の節約になる
・時間の節約になる
・思いどおりの髪型にできる
・好きな時にセルフカットできる
上記以外にも、会話や美容院が苦手な人にとって「行きたくない場所や話したくない人と関わらなくても良い」ことは、魅力的なメリットなはずです。
デメリットよりメリットが大きく上回るのなら、セルフカットをする価値があるのではないでしょうか。
結んで切るセルフカットは簡単で失敗しにくいと言っても、美容師が切ったような仕上がりにするのは難しいです。
そのため、
・完璧主義の人
・おしゃれな髪型をしなければならない職業の人
・人の目が気になる人
などは、結んで切るセルフカットをしても満足できない可能性があります。
また、失敗する可能性を考えると、デートや旅行、イベントなど大切な予定の前日にセルフカットをするのは避けた方が良さそうです。
結んで切るセルフカットをする前に、必要な道具の準備と髪の状態を整えましょう。
プロのような道具を用意しなくても、結んで切るセルフカットはできるので安心してください。
準備をしっかりすることで、セルフカットの仕上がりにも違いが出てきますよ。
結んで切るセルフカットで準備する道具は基本的に7つです。
・セルフカット用のハサミ
・スキバサミ(スキ率20%前後が理想)
・細くて柔らかいヘアゴム
・大きめサイズの鏡
・カットコーム
・ダッカール(ヘアクリップ)
・ケープ(ビニール袋で代用可)
ロングヘアや毛量が多い人は大きめのヘアブラシがあると便利なので、必要に応じて用意しましょう。
結んで切るセルフカットに使うハサミやスキバサミ、他の道具はすべて100均で揃えることが可能です。
ただし、ハサミ類に関しては100均のものは切りにくかったり、スキすぎたりする可能性もあるので、他の物を検討してもいいかもしれません。
美容師は髪を濡らしてからカットしますよね。
しかし、セルフカットでは「乾いた状態」の髪を切ります。
髪は乾くと縮むため、濡れた状態で切ると予想よりも短くなる可能性があるからです。
また、乾いた状態で髪を切る方が仕上がりのイメージがしやすいので、セルフカットに向いています。
髪が乾いた状態なら、ブラッシングをして髪の汚れや絡みをとっていきます。
癖が強い人は「シャンプーをする」または「ストレートアイロンで伸ばす」と良いでしょう。
乾いた髪をしっかりブラッシングして整えたら、結んで切るセルフカットの準備は完了です。
結んで切るセルフカットは、テクニックが無くても簡単で失敗しにくいのが特徴です。
基本的なコツをおさえることで、失敗を最小限にして仕上がりのクオリティを上げることも可能。
結んで切るセルフカットを実践する際の2つのコツを紹介します。
まず、ヘアゴムはしっかり結ぶことを徹底しましょう。
ヘアゴムは結んで切るセルフカットのいわば設計図のようなものです。
そのため、セルフカットの途中でヘアゴムが取れてしまうと、正確にカットラインがとれなくなります。
また、ヘアゴムをゆるく結んでいるといつの間にかずれてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
しっかりヘアゴムを結んで、うっかりミスを防ぎましょう。
髪の毛は切ってから「戻したい」と思っても元には戻りません。
結んで切る方法に限らず、セルフカットは長めに切るのが鉄則です。
結んで切るセルフカットの場合、希望の長さよりも低い位置にヘアゴムを結びましょう。
切ってから「やっぱり長い」と感じた場合は、「髪を結んで切る」を繰り返せば良いです。
長めに切って徐々に調節していくと失敗が少なくなりますよ。
結んで切る方法に限らず、セルフカットで最も難しいと言われているのが、後ろの髪を切ること。
その理由は、自分の目で直接確認できないからです。
「結んで切るセルフカットで後ろの髪はどうやって切るの?」と、思いますよね。
そこで役立つのが、三面鏡です。
三面鏡を使えば、間接的に後ろの髪を見ることができます。
後ろを確認しながら髪を切れるので、セルフカットの失敗も少なくなるでしょう。
卓上タイプの三面鏡なら、山善の卓上三面鏡がおすすめ。
左右が180°まで開くので、セルフカットの際に後ろや横の髪の毛をチェックしやすいです。
また、鏡の下には小物を置けるスペースがあります。
結んで切るセルフカットに使うヘアゴムはなくしやすいので、小物を置けるスペースがあるのはうれしいですよね。
ベーシックなデザインなので、部屋に置いても邪魔になりませんよ。
「とにかく後ろが見やすい三面鏡が欲しい」なら、360°ミラーがおすすめです。
商品名のとおり、全方位を確認できる最強の三面鏡です。
フックをドアなどに引っかけて使うタイプで、高さも調整可能なアジャスター付き。
LEDライトも付いているので、セルフカットをする際に暗くなりがちな手元も明るく照らしてくれます。
後ろの髪をきれいに仕上げたいなら、360°ミラーを試してみてはいかがでしょうか?
セルフカットが難しいと言われているボブ。
結んで切るセルフカットなら、ボブも比較的簡単に作ることが可能です。
こちらでは「結んで切るセルフカットでボブを作る手順とコツ」を紹介します。
しっかり理解した上で、ボブに挑戦してくださいね。
今回紹介するのは、ヘアゴムを4つ使ったボブのセルフカット方法です。
1.髪を左右に分ける
2.横の髪と後ろの髪を均等に2つに分けてヘアゴムで結ぶ
3.反対側も同様に2つに分けてヘアゴムで結ぶ
4.内側にヘアゴムを滑らせ、カットラインを決める
5.左右の高さが同じになっているかチェックする
6.ヘアゴムの下の髪をハサミで切る
7.ハサミを横にして形を整える
ボブはラインがハッキリ出る髪型なので、失敗が目立ちやすいです。
ヘアゴムはなるべく低い位置で結び、少しずつ調節すると失敗しにくいですよ。
結んで切るセルフカットでボブにするなら、ハサミよりもバリカンがおすすめです。
なぜなら、バリカンは直線的なラインを作るのに向いているから。
ハサミを使った場合デコボコになりがちな切り口も、バリカンなら真っすぐ整えることが可能です。
また、結んだ髪を切り落として形を整える際にバリカンも使えますが、失敗すると取り返しがつかないので避けた方が無難でしょう。
もし、バリカンでラインを整える場合は、必ずコームをあてて使ってください。
コームをあてて、はみ出た髪にバリカンをあてると失敗しにくいですよ。
ショートやボブに比べて、ロングは結んで切るセルフカットが向いている髪型です。
こちらでは、ロングヘアの人が結んで切るセルフカットをする手順とコツを紹介していきます。
ロングヘアの人は、まずは結んで切る方法で毛先を整えてみてはいかがでしょうか。
ロングヘアに結んで切るセルフカットをする手順を紹介します。
1.低い位置でポニーテールをつくる
2.1で結んだヘアゴムの下にもう1本ヘアゴムを結び、切りたい場所まで滑らせる
3.結んだ髪を前に持ってきて2のヘアゴムの上を切る
4.1のヘアゴムをほどく
5.髪を前後左右の4つに分けてヘアゴムで軽く結ぶ
6.ハサミを縦にして毛先を整える
7.ヘアゴムをはずす
仕上がりのイメージができていない状態でロングヘアを一気に短くすると「思っていた仕上がりと違った」と、後悔する可能性があります。
まずは低い位置でこちらの方法を試して、仕上がりに納得ができてから短くしていくのがおすすめです。
ロングヘアは重くなりやすい髪型です。
とくに、毛量の多いロングヘアの人は「髪を軽くしたい」と思いますよね。
結んで切るセルフカットで軽さが欲しいと感じたのなら、髪をすいていきましょう。
しかし、軽くしたいからと言って髪全体をすくのはNG。
髪を表面・中間・下側に分けたとき、すく部分は「中間」です。
今回は、基本的なすき方を紹介します。
1.ハチ上、フェイスラインの毛をブロッキングする
2.中間の毛を人差し指と中指で真横に引きだす
3.引き出した髪の毛の半分の位置に1回スキバサミを入れる
4.軽くしたい場合、3ですいた場所から2~3センチ下にスキバサミをもう一度を入れる
5.横から後ろへ他の毛束も2~4の動作を繰り返す
市販のスキバサミはスキ率が高く、一度で切れる髪の量が多いです。
そのため、やりすぎないようにハサミを入れる回数を少なくするのが成功のコツになります。
セルフカットの結んで切る方法では、軽い髪型は作りにくいと思っていませんか?
実は、結んで切るセルフカットでレイヤーを入れることが可能なんです。
結んで切るセルフカットで、動きのあるレイヤースタイルに挑戦してみませんか?
まずは、基本となるレイヤーの入れ方を紹介します。
1.頭を下にして、おでこの前でポニーテールを作る
2.1で結んだヘアゴムの上にもう1本ヘアゴムで結び切りたい場所まで滑らせる
3.2のヘアゴムの上を切る
4.1のヘアゴムはつけたまま、髪を3つにわけてそれぞれヘアゴムで結ぶ
5.4で結んだ毛束にハサミを縦にいれて毛先を軽くする
6.ヘアゴムをすべてはずす
髪をポニーテールにする際は、コームやブラシでしっかりとかしてデコボコのない状態でヘアゴムを結びましょう。
1つ1つの工程を丁寧にすることで、きれいなレイヤーヘアになれるはずです。
先ほど紹介したポニーテールを結んで切るレイヤーヘアの作り方を応用すれば、ウルフカットにすることも可能です。
1.耳の前~頭頂部の髪の毛をおでこの前でポニーテールにする
2.残りの髪を高い位置でポニーテールにする
3.おでこの上のポニーテールを好みの長さに切る
4.後頭部のポニーテールも好みの長さに切る
5.3、4にハサミを縦に入れて毛先を軽くする
6.ヘアゴムをはずす
髪を切る場所にガイドラインが欲しい場合は、切りたい場所にもう1つヘアゴムを結びましょう。
結んで切る方法でウルフカットを作る場合、レイヤーが入りすぎてしまう可能性もあります。
まずは、結んで切る場所を少なくして、様子を見ながらレイヤーを入れていくといいですよ。
結んで切るセルフカットをする際、誰もが恐れているのが「失敗」です。
そして、結んで切るセルフカットに失敗した時一番してはいけないのは、失敗を直そうとしてさらに切ること。
失敗して焦っている状態で、髪型がうまく整う可能性は低いでしょう。
結んで切るセルフカットに失敗したのなら、素直にプロに相談するのが1番の解決策です。
もし、自分でなんとかしたいのなら、ヘアアレンジをして髪型をごまかしましょう。
例えば、
・コテやアイロンで巻く
・まとめ髪にする
・ヘアバンドをつける
など、失敗をごまかす方法はいくつかあります。
髪型を修正してほしいのか、美容師に失敗した髪を見られたくないのか、どちらの気持ちが強いかで対処法を変えましょう。
「自分で髪をすくと上手くいかない」「セルフカットは後かたづけが大変」など、セルフカットに対してネガティブなイメージを持っていませんか?
セルフカットに対してのハードルが高いなら、難易度を下げる便利なグッズを使ってみてはいかがでしょうか。
KnightRiseのスキバサミは、「スキ率が15〜18%」と低いのが特徴。
一度にすける量が少ないので、はじめてスキバサミを使う人でも失敗しにくいはずです。
「使いやすさ」にこだわったスキバサミなので、持ち手のフィット感も抜群。
フラットな形状の刃先で、ひっかかりを防いでスムーズに髪をすくことができます。
スキ率の低いスキバサミを使って、セルフカットデビューしたい人におすすめのアイテムと言えます。
セルフカットをする際「切った髪の毛の処理」が面倒ですよね。
コジットのジャンボ散髪マントなら、セルフカット後の掃除が楽になるかも。
切った髪の毛がマントに落ちるデザインなので、服も床も汚れにくいです。
また、袖がついているので、セルフカットでも使いやすいのがうれしいポイント。
使った後は小さくまとめることが可能なので、収納場所にも困りません。
セルフカットの後片付けを時短したいなら、コジットのジャンボ散髪マントがマッチするはずです。
サローネのヘアカットブラシは、クシのようにとかすだけで髪がすけるアイテムです。
一度にすける量が少ないので、全体のシルエットを確認しながら使うことができちゃいます。
スキバサミが上手く使えない人でも、ブラシ型なら使いやすいので自然な軽さを出すことが可能でしょう。
また、サローネのヘアカットブラシは、結んで切るセルフカットの仕上げにも活躍できるアイテムです。
すきにくい後ろの髪も楽々ボリューム調整できますよ。
セルフカットをするなら、結んで切る方法が簡単です。
まずは、毛先を整えたり、レイヤーを低い位置に入れてみたり、少しずつ結んで切るセルフカットを取り入れてみてはいかがでしょうか?
「結んで切るセルフカット」が明確にイメージできないなら、YouTubeなどで実際に髪を切っているところを見ると良いですよ。
髪は切ったら戻らないので、納得できるまで調べてから結んで切るセルフカットを実践してくださいね。
結んで切るセルフカットで、お金をかけずに可愛くなっちゃいましょう。
アダルト・恋愛ジャンルが得意なママライター
育児をしながらママライターとして活躍。日本化粧品検定1級を取得。過去には、脱毛サロンで4年間勤務していたこともあり、美容業界の知識も豊富。現在は、美容関係の知識をアップデートするために化粧品関係の資格取得に奮闘中。
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