2021.09.17

リモートワークできる職種10選!リモートワークできる仕事に就く方法

これまでは出社して働くことが当たり前でしたが、インターネットを使用して場所を問わず働ける時代に大きく変化していることが特徴です。そこで、リモートワークできる仕事の特徴や、リモートワーク可能な職種について詳しく紹介します。

リモートワーク可能の仕事の特徴とは?


近年、人との接触を避ける働き方が推奨されていたり、働き方改革の影響があったりと、リモートワークをする方が増えています。

しかし、どのような職種でもリモートワークができるわけではありません。

どのような仕事であればリモートワークができるのか、リモートワーク可能な仕事の特徴を紹介します。

専門性が高い仕事


専門分野に特化したコンサルタントやアドバイザー、特殊なスキルがあるエンジニアなどの仕事は、リモートワークが可能な仕事として挙げられます。

専門的な知識とスキルと資格が必要な仕事は人員を採用しにくいことが特徴です。

100%リモートワークをすることは難しかったとしても、一部の業務をリモートワークにすることによって遠くに住んでいても優秀な人材を採用できることから、一部の業務をリモートワークにして積極的に採用する企業が多いです。

成果を確認しやすい仕事


リモートワークは、社員がどのように仕事をしているのか確認しにくいことが特徴です。
そのため、仕事の成果が確認しやすいこと、評価制度も明確であることがリモートワークをするうえでの条件だといえます。

つまり、業務成果が明確に判断できる仕事や、評価しやすい仕事だとリモートワークが可能です。

例えば、営業や経理といった業務量が確認しやすい職種や、一部のシステムエンジニアや事務職などは、仕事をしている姿が確認できなくても成果が明確に分かる職種のため、リモートワークが可能だといえるでしょう。

リモートワークできる職種10選


リモートワークはデスクワークの職種であることが基本ですが、ほとんどの作業を1人で行う仕事や成果が判断しやすい職種に適しています。

リモートワークできる職種について、具体的に10種類紹介します。

プログラマー


プログラミング用語を使用して仕事を行うプログラマーは、企画書を確認してアプリやシステムを作成したりデータを分析したりなど、様々な分野に分かれる職種です。

プログラミング可能なパソコンやインターネット環境、専門スキルを持っていれば、リモートワークできます。

出社して働くプログラマーと比較するとリモートワークで働いている方は少ないものの、プログラマーを採用できず悩む企業も多いことから、今後はリモートワークで働くプログラマーが増える可能性が高いでしょう。

イラストレーター/デザイナー


イラストレーターやデザイナーは専門のスキルが必要なため、美術関係の大学や専門学校を卒業し、デザイン部門がある企業に就職する、もしくはデザイン事務所に入所することが一般的です。

いずれもデザインやレイアウト、カラー、フォントなどのバランスを整えるセンスが求められます。

綺麗なデザインを作ったり、商品が使いやすいかを確認したり、利用目的に適した製品のデザインをしたりといった仕事です。

イラストレーターやデザイナーは、デザインを作成する作業は1人で行えます。

クライアントと打ち合わせをしなければなりませんが、作業そのものは専門ソフトを使用してパソコンで行うため、リモートワークが可能です。

Webマーケター


Webマーケターは、サイトを閲覧したユーザーが使用しやすいようにサイトの造りを考えて、より魅力的なサイトになるようにアドバイスをする職種です。

市場調査を行って結果を解析し、営業や物販に関するビジネスの方向性を提案します。

そのため、企画をするスキルや情報を分析するスキル、クライアントとやり取りをするためのコミュニケーションスキルなどが求められるでしょう。

近年はWebマーケターの需要が上がっているうえに、リモートワークでのやり取りを希望するクライアントも増えていることが特徴です。
クライアントの希望によっては直接打ち合わせをしなければなりませんが、基本的にはリモートワークができるでしょう。

Webマーケターは広告代理店や制作会社といった企業で勤務することが多いですが、営業やマーケティングの仕事をした経験があれば個人事業主としてWebマーケターの仕事をすることも可能です。

プロジェクトマネージャー


プロジェクトマネージャーは、クライアントの希望を聞いてまとめたり、プロジェクトの進行状況を管理したりといった仕事を行います。

プロジェクトを担当する従業員とクライアントとは、チャットやメールなどを使用してやりとりが可能なため、リモートワークが可能な職種だといえるでしょう。

秘書


秘書は、データ入力や電話対応、メールの返信といった事務作業を行うため、リモートワークに適した職種だといえます。

基本的に電話やチャットでやり取りを行ううえに、資料を作ったり会場の予約をしたりといったこともインターネット上で行えるため、雇用主に同行する業務を除いてリモートワークが可能です。

ライター/エディター


ライターやエディターなど、文章を作成する仕事もリモートワークが可能な職種です。

特殊な機械を使用するわけではなく、自宅やレンタルスペースなど場所を問わず働けるでしょう。

特にインターネットサイトの記事に関しては、インターネット環境とパソコンがあれば仕事が可能なため、リモートワークに適しています。

雑誌や書籍といった紙媒体のライターやエディターは、作成したものを確認したり打ち合わせをしたり、取材をしたりといったことがあるため外出の必要があります。
しかし、一部の業務はリモートワークが可能です。

セールス業務


近年では、外回りをしてセールスを行う営業職だけではなく、デスクワークで営業をするケースも多く、電話やメールを利用してリモートでできる仕事も増加傾向にあります。

また、セールスは自分の企業が扱っているサービスや製品をアピールし、購入や利用してもらう業務だけではなく、顧客の悩みを解決する方法を検討したり提案したりといった仕事も増えています。

営業職に関しては求人数が多いため転職しやすいですが、業界や業種ごとにどのようにセールスをするのかが大きく異なるため、リモートワークが可能なのかを確認する必要があります。

採用サポート


採用サポートは、求人の内容を作ったり、求人の内容に問題がないか審査をしたりといった作業を行います。

部分的にリモートワークが可能であり、資料を作ったり会社説明会を行う会場を押さえたりといった仕事については外部に委託するケースも多いです。

特に、人材派遣や就職エージェントで勤務した勤務していた経験がある場合は、リモートワークで採用サポートの業務を行える可能性が高いでしょう。

事務や総務といった管理業務


総務や事務職も、会社に行かずに働ける職種です。

特に、書類を作ったり資料を準備したりとデスクワークが多い場合には、基本的にリモートワーク、必要に応じて出社するといった働き方も可能でしょう。

電話対応が必要な場合も、社用携帯に転送するといった方法で対応できます。

しかし、会社に届く書類を確認したり書類を整理したり、来客があったりする場合は出社しなければなりません。

そのため、100%リモートワークにするのではなく、出社とリモートワークをする場面を使い分ける必要があります。

リモートワークに向いていない職種


リモートワークに適している職種だけではなく、リモートワークができない、もしくはリモートワークをすることで業務効率が悪くなる職種もあります。

そこで、リモートワークに適していない職種についても確認しておきましょう。

インフラ関連


インフラ関連の仕事は働く場所が限られているため、リモートワークはできません。

加えて、場所をだけではなくセキュリティが重要視されている仕事もリモートワークはできないでしょう。

運転しなければならない職種


トラックを運転する配送の仕事や、車用の車、バイクなどを使用しなければならない仕事のほか、電車にバスを運転する仕事はリモートワークができません。

現在では運転手がいない自動操縦のモノレールといった乗り物もありますが、自宅で乗り物を操作したり整備したりといったことができないため、リモートワークはできない職種です。

しかし、今後リモートワークの普及率が上昇してもなくらななくならない職種だという点はメリットでもあるでしょう。

介護師や医療関係者


医療に関わる医師や看護師は患者の診察や治療を行うため、また、介護師は体が不自由な人の生活を介助するため、リモートワークはできません。

しかし、診察に関してはテレビ電話を使ってリモートで行われることもあります。
治療はリモートで行えないため、基本的には出勤する必要があるでしょう。

さらに、個人情報を扱う仕事や社外秘の書類を多く扱う仕事は、情報を社外に持ち出すことによってセキュリティ面で問題があるためリモートワークはできません。

例えば、患者や利用者の個人情報を管理する仕事をしている場合は、情報を社外に持ち出すとセキュリティ面でリスクが高いためリモートワークは難しいといえます。

販売業


インターネットサイトで商品を販売したり接客したりといったことが困難な販売業や接客業、スーパーやコンビニエンスストアなどは、リモートワークはできません。

アパレル関連の仕事はお客さんとコミュニケーションをとることが重要だとされているため、リモートワークに適しているとはいえないでしょう。

製造や生産業


製造業務に関しては工場でのみ作業ができるケースが多いため、リモートワークはできません。

しかし、生産業のなかでも事務職であればリモートワークが可能です。

リモートワークできる職種で働くためには?


リモートワークできる仕事をしたい、転職したいと考えている場合、どのように行動すれば良いのでしょうか。

リモートワークできる仕事への就職や転職を成功させるためのコツを2つ紹介します。

現在の仕事で経験を積む


現在働いている仕事がリモートワークをしやすい職種の場合は、現在の会社で経験や実績を積んでから転職、もしくはフリーランスになる方法が有効です。

例えば、IT業界でエンジニアをしている場合は、会社で経験と実績を積んでからフリーランスのエンジニアになるために独立する、もしくは転職するといった方法があります。

リモートワークをするために資格を取る


すぐに現在の仕事を退職せずに、仕事が休みの日にリモートワークで活用できるような資格を取得したりスキルを身につけたりする方法も有効です。
仕事を続けながら、副業でスキルを身につけると良いでしょう。

経済面は安定させつつ、スキルアップや資格の取得を目指せば、お金の心配をせずに資格やスキルの取得に専念できます。
すぐに退職・転職をすると、経済的に不安を覚えることもあるでしょう。

そのため、資格やスキルを取得してから、本格的にリモートワークが可能な職種に転職もしくは独立して働き始めるといった方法がおすすめです。

仕事を受注する


近年では、退職者を減らすことや業務を効率良く進めること、費用の削減などの理由から外部委託するケースが増えており、外部委託したい企業と受注者をマッチングさせる専門業者も増加傾向にあります。

企業ごとに外部委託する業務の内容には違いがありますが、スキルを証明できる資格を所有していると働きやすいでしょう。

さらに、資格を持っていなくても、これまでどのような仕事をしてきたのか、職務経験で評価する企業も多いため、求人を確認する際にはどのような業務を外注する企業なのかを確認することが大切です。

まとめ


リモートワークには様々な種類がありますが、職種によっては実績や経験、専門スキルが必要な場合があるため、必要な資格やスキルはあるのかどうかを確認することからが重要です。

特に、デザインやプログラミングに関しては経験と実績が大切なため、いきなりリモートワーカーを目指すのではなく、企業で実績を積む必要があります。

独立してフリーランスになるという方法を検討する方も多いですが、社員という雇用形態でリモートワークをするケースも多いです。

リモートワークは今後も増えることが予想されているため、自分が望む働き方ができる職種についてチェックして、ビジネスパーソンとしての将来設計をしましょう。

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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