リモートワーク可能の仕事の特徴とは?
近年、人との接触を避ける働き方が推奨されていたり、働き方改革の影響があったりと、リモートワークをする方が増えています。
しかし、どのような職種でもリモートワークができるわけではありません。
どのような仕事であればリモートワークができるのか、リモートワーク可能な仕事の特徴を紹介します。
専門性が高い仕事
専門分野に特化したコンサルタントやアドバイザー、特殊なスキルがあるエンジニアなどの仕事は、リモートワークが可能な仕事として挙げられます。
専門的な知識とスキルと資格が必要な仕事は人員を採用しにくいことが特徴です。
100%リモートワークをすることは難しかったとしても、一部の業務をリモートワークにすることによって遠くに住んでいても優秀な人材を採用できることから、一部の業務をリモートワークにして積極的に採用する企業が多いです。
成果を確認しやすい仕事
リモートワークは、社員がどのように仕事をしているのか確認しにくいことが特徴です。
そのため、仕事の成果が確認しやすいこと、評価制度も明確であることがリモートワークをするうえでの条件だといえます。
つまり、業務成果が明確に判断できる仕事や、評価しやすい仕事だとリモートワークが可能です。
例えば、営業や経理といった業務量が確認しやすい職種や、一部のシステムエンジニアや事務職などは、仕事をしている姿が確認できなくても成果が明確に分かる職種のため、リモートワークが可能だといえるでしょう。
リモートワークできる職種10選
リモートワークはデスクワークの職種であることが基本ですが、ほとんどの作業を1人で行う仕事や成果が判断しやすい職種に適しています。
リモートワークできる職種について、具体的に10種類紹介します。
プログラマー
プログラミング用語を使用して仕事を行うプログラマーは、企画書を確認してアプリやシステムを作成したりデータを分析したりなど、様々な分野に分かれる職種です。
プログラミング可能なパソコンやインターネット環境、専門スキルを持っていれば、リモートワークできます。
出社して働くプログラマーと比較するとリモートワークで働いている方は少ないものの、プログラマーを採用できず悩む企業も多いことから、今後はリモートワークで働くプログラマーが増える可能性が高いでしょう。
イラストレーター/デザイナー
イラストレーターやデザイナーは専門のスキルが必要なため、美術関係の大学や専門学校を卒業し、デザイン部門がある企業に就職する、もしくはデザイン事務所に入所することが一般的です。
いずれもデザインやレイアウト、カラー、フォントなどのバランスを整えるセンスが求められます。
綺麗なデザインを作ったり、商品が使いやすいかを確認したり、利用目的に適した製品のデザインをしたりといった仕事です。
イラストレーターやデザイナーは、デザインを作成する作業は1人で行えます。
クライアントと打ち合わせをしなければなりませんが、作業そのものは専門ソフトを使用してパソコンで行うため、リモートワークが可能です。
Webマーケター
Webマーケターは、サイトを閲覧したユーザーが使用しやすいようにサイトの造りを考えて、より魅力的なサイトになるようにアドバイスをする職種です。
市場調査を行って結果を解析し、営業や物販に関するビジネスの方向性を提案します。
そのため、企画をするスキルや情報を分析するスキル、クライアントとやり取りをするためのコミュニケーションスキルなどが求められるでしょう。
近年はWebマーケターの需要が上がっているうえに、リモートワークでのやり取りを希望するクライアントも増えていることが特徴です。
クライアントの希望によっては直接打ち合わせをしなければなりませんが、基本的にはリモートワークができるでしょう。
Webマーケターは広告代理店や制作会社といった企業で勤務することが多いですが、営業やマーケティングの仕事をした経験があれば個人事業主としてWebマーケターの仕事をすることも可能です。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、クライアントの希望を聞いてまとめたり、プロジェクトの進行状況を管理したりといった仕事を行います。
プロジェクトを担当する従業員とクライアントとは、チャットやメールなどを使用してやりとりが可能なため、リモートワークが可能な職種だといえるでしょう。
秘書
秘書は、データ入力や電話対応、メールの返信といった事務作業を行うため、リモートワークに適した職種だといえます。
基本的に電話やチャットでやり取りを行ううえに、資料を作ったり会場の予約をしたりといったこともインターネット上で行えるため、雇用主に同行する業務を除いてリモートワークが可能です。
ライター/エディター
ライターやエディターなど、文章を作成する仕事もリモートワークが可能な職種です。
特殊な機械を使用するわけではなく、自宅やレンタルスペースなど場所を問わず働けるでしょう。
特にインターネットサイトの記事に関しては、インターネット環境とパソコンがあれば仕事が可能なため、リモートワークに適しています。
雑誌や書籍といった紙媒体のライターやエディターは、作成したものを確認したり打ち合わせをしたり、取材をしたりといったことがあるため外出の必要があります。
しかし、一部の業務はリモートワークが可能です。