2024.08.26

黒染めはしたくないけど暗くしたい!市販のカラー剤で暗髪にできる?

「黒染めはしたくないけど暗くしたい」と思ったことはありませんか?実は、市販のヘアカラー剤で黒染めしないで髪を暗くすることが可能なんです。この記事では市販のヘアカラー剤の選び方からおすすめ商品まで紹介します。セルフで暗髪にしたい人は必見です。

黒染めはしたくないけど暗くしたい!


「就活で髪を暗くしないといけない……」
「学校があるから黒染めしないで黒くする方法が知りたい」

職場や学校、就職活動など、髪を暗くしなければいけない状況ってありますよね。
でも、黒染めに抵抗がある人も多いはずです。

黒染めはしたくないけど暗くしたいと思った時、どのような方法があるのでしょうか?

黒染めはデメリットがあるって本当?


「黒染めはしない方がいい」と聞いたことはありませんか?

黒染めの最大のデメリットは、次にカラーするときの影響が大きいこと。
黒染めはさまざまな種類の染料を使用しているので、色が抜けにくいんです。

一度でも黒染めをするとブリーチしても綺麗に色が抜けなかったり、希望の色にならなかったり、ヘアカラーで苦労することが多いんだとか。
髪を明るくする予定のない人以外は、黒染めに対して慎重に考えた方がよさそうです。

黒染めではなく暗染めがおすすめ


「黒染めほど真っ黒にしたくない」
「黒染めしないで黒くする方法が知りたい……」

黒染めしないで黒くするなら、暗染めという選択肢があります。
暗染めとは、黒染めせずに髪を暗くすること。

ブルーやアッシュなどの色味を使用して、髪を黒っぽく見せます。
黒染めのように真っ黒にならないので、黒に近い髪色にしたい人にはピッタリです。

「黒染めはしたくないけど暗くしたい」は市販で叶う?


髪を暗くするのなら、美容院でヘアカラーをするのが理想です。
でも、時間がなかったり、金銭的に余裕がなかったり、市販のヘアカラー剤で髪を染めたいときもありますよね。

最近では、暗めの髪色に人気が集まっていることもあって市販の黒系ヘアカラー剤も豊富です。
市販のヘアカラー剤のデメリットを理解した上で、セルフで暗染めに挑戦してみてもいいかもしれません。

黒染めしないで髪を暗くするメリット


最近、黒染めの代わりに暗染めをする人が増えています。

黒染めではなく暗染めすることで得られるメリットはあるのでしょうか?
こちらでは、暗染めの人気の秘密を紹介します。

次の髪色を明るくしやすい


黒染めしないで暗染めする最大のメリットは、次の髪色を明るくしやすいこと。
なぜなら、暗染めは色味で暗く見せているので、黒染めよりも色落ちがしやすいからです。

ブルー系やアッシュ系など髪に染料が残りにくい色を使う場合が多いのも、色落ちが早い理由の1つです。
「黒染めはしたくないけど暗くしたい、でも次の髪色は明るくしたい」のような願いも暗染めなら叶いやすくなります。

黒染めよりもおしゃれな髪色になる


暗染めは、黒染めよりもおしゃれな印象になります。

寒色系の色味が入るので、黒染めした髪よりも抜け感があり洗練された印象に。
ぱっと見は黒髪に見えるのに、太陽の下ではさりげなく色味が感じられるので透明感も抜群です。

また、近年黒系カラーや暗いトーンの髪色は人気が高く、トレンド感も外しません。
黒染めした髪よりも重くないため、おしゃれの幅も広がりそうです。

市販のヘアカラー剤を使うデメリット


黒染めはしたくないけど暗くしたい人が市販のヘアカラー剤を使用するとき、心得ておきたいことがあります。
こちらでは、市販のヘアカラー剤を使うデメリットを紹介します。

セルフカラーは失敗してもすぐに直すことがむずかしいです。
失敗するリスクを理解した上で、市販のヘアカラー剤を使っていきましょう。

思いどおりの髪色にならない可能性がある


黒染めはしたくないけど暗くしたい人が市販のヘアカラーで暗染めした場合、思いどおりの髪色になるとは言いきれません。
なぜなら、ヘアカラーの仕上がりは、もとの髪色や髪質、髪の状態によって変わるからです。

美容院のように、その人に合った配合のカラーができないので、思ったより黒くなったり、暗くならなかったりする可能性があります。

もし、失敗した場合も最低1週間はヘアカラーできないので、慎重に色選びをする必要があるでしょう。

美容院で染めるよりも髪に負担がかかりやすい


「暗めの色なら、市販のカラー剤でも髪が傷みにくい」と思っていませんか?

美容院で染めるよりも市販のヘアカラーは髪や頭皮に負担がかかりやすいと言われています。
市販のカラー剤はどんな髪質の人にも染まるように作られているので、必要以上に薬剤のパワーが強い可能性があるからです。

また、「しっかり髪を染めたい」「きちんと染まっているか心配」といった気持ちから、放置時間を長くする人が多いのもトラブルの原因に。
髪や頭皮に負担がかかりやすいぶん、セルフカラーの後はケアをしっかりとしたいですね。

市販の黒系ヘアカラー剤の選び方


髪を暗くする市販のヘアカラー剤の種類は豊富です。
微妙に色味が違う商品も多く、どれを選べばいいのか悩みますよね。

こちらでは、市販のヘアカラー剤の選び方のコツを紹介します。
自分に合った商品を見極めることで、失敗も少なくなるはずです。

髪を暗くしたい期間から選ぶ


まずは、「どのくらいの期間髪を暗くしたいのか」を基準に市販のヘアカラー剤を選んでみてください。

・一般的なヘアカラー……2~3か月
・ヘアマニキュア……2~4週間
・ヘアスプレー……1日

上記のように、ヘアカラーリング剤の色持ち期間は種類によって違います。

「1か月は髪を暗くしたい」と考える人は、一般的なヘアカラー剤を選ぶとよいでしょう。
また、「2週間だけ髪を暗くしたい」という人はヘアマニキュアを選択肢の中に入れてもいいかもしれません。
「1日だけ黒染めしないで黒くする方法」を探している人は、ヘアスプレーで乗りきるのもアリです。

髪を暗くしたい期間に合わせてヘアカラー剤を選んでみてくださいね。

仕上がりが好みの色を選ぶ


黒系ヘアカラー剤は色味によって印象が変わります。
あなたの好みに合わせて市販のヘアカラー剤の色味を選びましょう。

商品パッケージの仕上がりイメージや、HPのカラーチャートを参考にして色味や明るさを確認するのがおすすめです。

・ブルー系……透明感がでる、クールな印象
・アッシュ系……やわらかい印象、抜け感のある仕上がり
・パープル系……透明感がでる、色っぽい印象
・ダークブラウン系……地毛風に仕上がる、ナチュラルな印象

同じ黒系カラーでも、色味によって印象や仕上がりがガラッと変わります。
髪を暗くするのなら、自分の気分が上がる色味を選んでみてください。

現在の髪色・髪質から選ぶ


髪質や髪色からヘアカラー剤を選ぶことは、セルフカラーで失敗しないためのポイント。
なぜなら、髪の状態によって染まり方が変わるからです。

たとえば、染まりやすい人は色味が出やすく、染まりにくい人は色味がでにくいです。

染まりやすい髪質……髪が細い、傷んでいる、髪がやわらかい
染まりにくい髪質……髪が太い、傷んでいない、髪がかたい

染まりにくい髪質の人は、イメージする仕上がりよりもやや明るめの色を選ぶといいでしょう。
また、現在ハイトーンの人はイメージよりも明るく仕上がりやすいです。

ブルーブラックで染めたとしても青みが強く出る場合もあるので、色選びは慎重にしましょう。

市販のヘアカラー剤の色持ちをよくするコツ


「黒染めはしたくないけど暗くしたい、けどすぐに色が落ちるのも困る」と思いますよね。
色落ちのスピードは個人差がありますので、どのくらい色持ちするのか予想するのはむずかしいです。

でも、毎日のヘアケアを工夫することで、色持ちをよくすることが可能。
こちらでは、色持ちをよくする3つの方法を紹介します。

誰にでも取り入れられることばかりなので今日から試してみてくださいね。

髪が濡れている時間を短くする


まず気をつけたいのは、髪が濡れている時間をできるだけ短くすること。
なぜなら、髪が濡れている状態は色落ちがしやすいからです。

それだけではなく、濡れた髪は摩擦も大きいため髪が傷む原因にもなります。

・お風呂から出たらすぐに髪を乾かす
・シャンプーは最後にする
・自然乾燥させない

のように、髪が濡れている時間をできるだけ短くしましょう。
とくにヘアカラー後は髪がデリケートで傷みやすいので、髪を丁寧に扱うように意識してみてください。

洗浄力のおだやかなシャンプーを使う


色持ちをよくしたいなら、洗浄力のおだやかなシャンプーを選んでみてください。

髪を染めた後はヘアカラー剤のアルカリ成分によってパサつきやすいため、アミノ酸系のような弱酸性のシャンプーを選ぶのがおすすめです。
さらに、髪を保湿・補修してくれる成分が配合されたシャンプーなら、カラー後のデリケートな髪にもぴったりです。

どんなシャンプーを選べばいいのかわからないなら「カラーケア用のシャンプー」を選んでみてください。

せっけん系や高級アルコール系のシャンプーは洗浄力が高く、色落ちがしやすくなるため避けた方がいいでしょう。
シャンプーを選ぶ時は、洗浄力に注目してみてくださいね。

ヘアアイロンはなるべく低温で使用する


髪をまっすぐにしたり、巻き髪をつくったりするときに重宝するヘアアイロン。
実は、高温のアイロンは髪が傷むだけではなく色落ちの原因になるんです。

色持ちをよくしたいなら、ヘアアイロンはなるべく低温で使用するようにしましょう。

・1か所にあてすぎない
・細かく巻く

のように、髪に熱を与える時間を短くして低温でも髪が巻けるよう工夫をしてみてください。

黒染めはしたくないけど暗くしたいなら市販のアイテムを要チェック♡


市販のヘアカラー剤は手軽に髪が染められる便利なアイテムです。
失敗して後悔しないためにも、市販のヘアカラーのデメリットや使い方をしっかり理解してから使うようにしましょう。

もし、自分で染めるのがむずかしいと感じたら美容院で染めることも検討してみてください。
暗染めをして、髪色もおしゃれも楽しみましょう。

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tomo(ライター)
tomo

アダルト・恋愛ジャンルが得意なママライター

育児をしながらママライターとして活躍。日本化粧品検定1級を取得。過去には、脱毛サロンで4年間勤務していたこともあり、美容業界の知識も豊富。現在は、美容関係の知識をアップデートするために化粧品関係の資格取得に奮闘中。

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