断食とは?
「断食(ファスティング)」と聞くと、
- 長期間も続けられるかな?
- ストレスやリバウンドが気になる..
- 食事制限は私にはムリ!
などと思う人も多いのではないでしょうか。
実際に、「断食(ファスティング)」を効果的に行うには長期的なスケジュール管理と体調管理が必須です。
ましてや日中は仕事をしている人が多いので、仕事と断食を両立するのは相当な覚悟が必要となります。
そこで今回は、『週末だけなら頑張れるかも...』と言う方向けに、「週末プチ断食」のやり方をまとめてみました!
週末プチ断食ってなに?
週末プチ断食とは、文字通り週末だけ断食(ファスティング)を行うことです。
週末プチ断食に明確なルールは無く、土日または金土日の2~3日ほどの間だけ完全に食事を摂らない人もいれば、準備期間や断食(ファスティング)期間や回復期間をスケジューリングする人もいます。
断食(ファスティング)期間は水や炭酸水やお茶だけを飲んで過ごしますが、ファスティングドリンクを利用して挑戦する人も多いようです。
一般的な断食(ファスティング)と比べると、週末プチ断食は期間が短く内容も簡易的に行うことが多いため仕事やプライベートとの両立がし易いと働く女性に大注目されています。
週末プチ断食で期待できる効果
週末プチ断食で期待できる効果は、
- 便通改善
- 免疫力UP
- 体内酵素の活性化
- むくみ改善
- 臓器の休養
- 美肌
などがあげられます。
断食(ファスティング)で期待できる効果のメカニズムを順に説明します。
- 腸の中が空っぽになることで「ぜん動運動」が活性化し、宿便と言われる腸内に溜まった便が排泄されやすくなる。
- 小腸・胃・肝臓・腎臓が休養できるため、免疫力が向上したり、体内酵素を温存できたり、むくみの改善が期待できる。
- 宿便の排泄や各臓器の休養により、細胞が活性化し健康的な美肌が期待できる。
もちろん、断食をするので体重が減りダイエット効果を一時的に実感します。
しかし、週末プチ断食の減量は「筋肉量の減少」や「水分量の減少」によるものなので、通常の食事に戻るとすぐにリバウンドするのが一般的です。
ですので週末プチ断食の最大の目的は「身体の機能回復」にあると言えます。
『やっぱりリバウンドするのか...』と思ったと思いますが、断食を継続することで満腹中枢が満足するポイントが低くなり食事量が減り、結果として減量に繋がりますので、長期的に見るとダイエットとしても期待大です。
週末プチ断食で期待できる効果を知ったところで、週末プチ断食のやり方について例を上げていきます。
週末プチ断食のやり方
週末プチ断食を初めて行う人また慣れてきた人向けにやり方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
初めて行う人向け
金曜日の夜から日曜日の夜にかけて週末プチ断食をします。
金曜日の夕食は「準備期間」です。
普段の食事の半分の量で済ませるか、ご飯を除きおかずのみにするなど断食に向けて食事の量を調整します。
土曜日は夕食以外「断食期間」です。
水や炭酸水やお茶、ファスティングドリンクを飲みながら過ごします。
夕食は「回復期間」をスタートさせるため、消化の良いおかゆなどを食べましょう。
日曜日は朝食のみ「回復期間」です。
断食後は吸収が良くなっているので「油」「糖質」の高い食事は避けましょう。
夕食から普段の食事に戻します。
慣れてきた人向け
金曜日の夜から日曜日の夜にかけて断食を行います。
ですので、金曜日の夜に向けて「準備期間」、週末プチ断食明けの月曜日から「回復期間」というスケジューリングです。
『週末だけじゃなくて、平日も辛そう...』と思うかもしれませんが、慣れ始めると食事量が減っても満腹になったり、脂質の高い食事などを好まなくなったりするので意外と辛くないと思います。
体内をリセットして内側から美に磨きをかけよう
今回は、『週末だけなら頑張れるかも...』と言う方向けに、「週末プチ断食」のやり方をご紹介しました。
断食は短期的に効果を得ようとするよりも、長期的に効果を得ようとする方が継続できますし体への負担も軽減できるのでおすすめです。
ぜひご紹介させて頂いた方法を試してみてくださいね!