あなたは大丈夫? SNS依存症の兆候とは
指一本で、さまざまな情報を得ることができるSNSはとても便利。
暮らしや商品などの便利な情報はもちろん、様々な人の暮らしぶりや内面なども覗けるとあって、1日数時間は見ているという方も多いかもしれません。
便利で楽しいSNSですが、ともすれば依存症になってしまうことも。
まずはSNS依存症の症状からチェックしていきましょう。
SNS依存症の兆候①SNSが見られない状況にいらだちを感じる
会議中やデート中、飲み会中などSNSが見られない状況にいらだちを感じる場合は、依存症の可能性が高いでしょう。
いらだつだけでは無く、相手にばれないようこっそりとSNSをチェックする行動をしている場合はより依存症度が高いといえそうです。
SNS依存症の兆候②健康よりもSNSを優先する
SNSをチェックするために、ベッドの中でもスマートフォンを手放せない。
体調が悪い時でもSNSのチェックを辞められないなどということも、依存症度が高いといえます。
SNS依存症の兆候③日常の活動をSNSのために行う
本来、買い物や外出、作業というのは自分のために行うもの。
ですが、SNS依存症の人というのは、それを「SNSのために」行います。
具体的には、SNS映えをする食事を作る、SNS投稿のために部屋を整える、何を買うか迷った時にSNSで評判が良さそうな物を買うなどです。
SNS依存症の兆候④評価の数を全てと思う
SNSには「いいね!」ボタンなど評価をする機能や、フォローしている数が分かる機能があります。
この数が多ければ多いほど嬉しい、と感じ始めたら要注意。
SNS投稿の内容よりも評価を重視するようになり、たとえ炎上しても良いとばかりに過激で刺激的な投稿を繰り返すようになる可能性があります。
SNS依存症がひどくなったらどうなるの?
SNS依存症がひどくなると、日常生活に支障が出る
まず考えられるSNS依存症の弊害は、日常生活に対する支障です。
常にSNSをチェックしているため、家族や友人、恋人との会話はおざなりになります。
場合によっては仕事中もSNSチェックがやめられなくなってしまうため、同僚や上司に迷惑を掛けてしまうことも。
さらにはSNS依存による睡眠不足、血行不良等も深刻です。
生理不順や自律神経失調症、ストレスによる胃腸炎など様々な病気を引き起こすこともあります。
SNS依存症の人は、投稿のために散財をしてしまうことも
特にお買い物や外出の記録をSNSで行っている方の場合に起こりやすいのが、散財。
SNSは、高いものや珍しいものなどに高評価がつく傾向があります。
そのため、SNSで評価されたいと散財をしてしまう場合もあるでしょう。
お給料の範囲でやりくりできていれば良いのですが、場合によっては借金を重ねてしまうこともあります。
SNS依存症が原因で、犯罪者になる可能性も
日常の一部分だけを切り取って投稿するSNSでは、簡単に嘘をつくことができます。
例えば自分が購入したわけではないものを購入したように見せかけたり、作り話で注目を集めたり、ということが考えられるでしょう。
嘘をつくことに罪悪感を感じなくなると、それが当たり前になってきます。
SNS内でも嘘の話で相手をおとしめたり、誰かの不利益を誘発した場合は名誉毀損罪や詐欺罪などさまざまな罪に問われる可能性があります。
SNS依存症を克服するためには?
SNS依存症から脱出するには、外の世界に目を向けてみるのがおすすめ。
そのSNSの世界では、フォロワーの数や「いいね!」の数が非常に重要視されていますが、現実ではさほど注目されることではありません。
また、SNSで親身になって話を聞いてくれる人や、丁寧に対応してくれる人が現実でも助けてくれるかというとそんなことはありません。
自分自身がSNS上の知り合いにどの程度のことをするかということを考えると分かるかと思いますが、フォロワーにはフォロワーの暮らしがあります。
それを超えてあなたのために何かをしてくれるというのはほぼあり得ませんし、あったとしたら逆に危ないと思われます。
まずは、自分がSNS依存症ということをきちんと自覚。
そして、少しずつでもSNSから離れて楽しい毎日を送るよう心がけてみてください。
SNS依存症を克服して、楽しい毎日を!
便利で楽しいSNSも、そればかりになってしまうと依存症となってしまう可能性もあります。
SNS以外にも、あなたを癒やし、そして楽しませてくれるものは世の中にたくさんあります。
そして、フォロワーや「いいね!」の数とは関係なく、あなた自身を認めて愛してくれる人もいるはず。
ぜひSNS依存症から脱却して、楽しい毎日をお過ごしください!