2021.09.10

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは

自分は仕事ができない、つらいと感じながら日々仕事に行っている人は少なくありません。そんな状態で働くのはつらいでしょう。今回は、仕事ができないでつらいと感じている人向けに、その特徴から改善策・すぐにできる対処法まで詳しく紹介していきます。

仕事ができない…毎日つらい


仕事ができない…毎日会社に行くのがつらいと思っている人は少なくありません。

自分は仕事ができないと思ってしまうと、仕事に行くのも怖くなってしまいますよね。
ですが、仕事に行くのが怖い状態で無理をして出社する日々を送っていると心の健康に影響してしまうこともあります。

そうなってしまう前に、できるだけ早く解決し日々楽しく出社できるようになりたいものです。

今回は「仕事ができない…つらい…」と感じている人のために、その特徴や改善策、すぐに行える対処法までまとめました。

ぜひ、今後の会社生活のために実践してみてください。

タイプ別!仕事ができない…つらいと思う人の8つの特徴


まずは、自分は仕事ができないと思っている人の特徴について紹介していきます。

仕事ができないと思っている人の中には、周りから「君はなかなか仕事ができるようにならないね」といわれるだけで、具体的にどの部分が悪いのか分からない人もいるでしょう。

自分がどんな具体的にどんなところが「仕事ができない」のかそれを知ることが大切です。
仕事ができない人の特徴について、自分はどれに当てはまるか一度見つめてみましょう。

仕事のケアレスミスを頻繁に起こす


仕事ができないといわれている人の中で多いのが、ケアレスミスを頻繁に起こすタイプの人です。

具体的には、もう一度読み返したら間違いに気が付くはずなのに、それに気が付かずにそのまま提出してしまうという状況です。

ミスをする本人に一切悪意はなく、一生懸命多くのタスクをこなしている人に多くみられる特徴です。

仕事が多すぎると、1つ1つの仕事に対する集中力が切れてしまい、ケアレスミスを起こすのです。

このタイプの場合、多くの仕事をこなし自分なりに一生懸命頑張っているのに、些細なケアレスミスで評価が下がってしまうというとても悔しい思いをする特徴があります。

これは非常にもったいないことで、簡単に防げそうでありながらもいざ実生活で改善するとなると難しいという特徴も持ち合わせています。

仕事が遅く期限に間に合わない


仕事ができないでつらい思いをしている人の中には、仕事を進めるペースが人よりも遅く、期限に間に合わないという特徴の人もいます。

この場合、大きく分けて以下の2パターンに分かれます。
「何らかの原因で仕事に集中しきれておらず進まないパターン」と「仕事の内容を理解していないため仕事がなかなか進まず時間だけが過ぎていくというパターン」です。

もちろん、もともと動作や考えることが人よりもゆっくりで仕事が遅いというパターンもあります。
ですが、「仕事が遅い」ということで悩んでいる人の多くは、この2つのどちらかに当てはまります。

上司や周りが言っていることが分からない


次に、仕事を進めている中でチームの上司や周りの同僚たちが言っていることが全く理解できないというタイプの人もいます。

これは、何かしらどこかのフェーズで仕事の内容を理解できないまま放置してしまい、どんどん話についていけなくなっている可能性が高いです。

他の案件をたくさん抱えている・休暇を取っていたなど、その要因は様々かと思いますが、周りに置いて行かれてしまいながらも、それを巻き返すことができずわかっているふりをしてしまうというタイプです。

ただし、中には新人がいるのに対して、それに対するフォローもなく専門用語や略語ばかりでミーティングを進めてしまう人もいます。

この場合、仕事ができない以前の問題で「上司や周りが言っていることを理解できない」状態でただ時間が過ぎてしまいます。

周りの配慮が足らず、本来きちんと教えてもらえたら仕事ができるはずなのに「仕事ができない」状況に陥ってしまっている人も少なくありません。

周りに気を遣いすぎて分からないことを質問できない


仕事をしていると、分からないことや上司に判断を仰ぐ必要のあることが必ずでてきます。

そんなとき、上手に上司とコミュニケーションが取れる人ならいいですが、誰もがそうできるとは限りません。

ましてや、周りの人や上司がとても忙しそうにしている場合、「こんなことで話しかけていいのか」と悩んでしまい言い出せない性格の人もいるのです。

まだ仕事を始めて浅い場合だと「こんなことを相談して、自分で判断しろといわれないだろうか」と不安になってしまう人もいます。

そんな風にしり込みしている間に時間がどんどん進んでしまい、結果長い時間を費やしたにも関わらず仕事が全く進んでいないという状況に陥ってしまうのです。

仕事の優先順位が分からない


仕事の案件の内容に対して、普段からあまり意識せずに仕事を淡々とこなしていると、仕事の優先順位をつけることができなくなってしまいます。

「仕事ができない」といわれている人の中には、こういったように仕事の優先順位を正しくつけることができず、任された案件から進めたり得意な分野から進めたりする人がいます。

そんな仕事の仕方をしていると、緊急度の高い仕事を盛ったときに「頼んでおいた仕事、まだできていないの?!」と上司などから叱責されることも多々あるでしょう。

明らかに緊急である場合を除いて、仕事の優先順位というのは、日々意識していないとその感覚がつかめないものです。
普段から意識していない人は、こういった状況に陥りやすいのです。

先回りできず、指示待ち人間になっている


仕事には、物語の「起・承・転・結」のように、きちんとフェーズがあります。
そのフェーズごとに何をするべきか、その先のために今の時点で何を抑えておくべきかなど先を読んで仕事をすることが大切です。

ですが、そのことをしっかり意識して仕事をせず与えられた仕事だけをしていると、指示待ち人間になってしまいます。
次に何をしなければならないかが分からないからです。

なんとなく言われた仕事をこなしているだけでは、今「起・承・転・結」のどの部分をやっているのか、次のフェーズはどれかということが把握できません。
そのため、「次は何をすればいいですか?」と人に聞くしかなくなってしまうのです。

そういった状況になると、「あの人は指示をもらわないと仕事ができない。次に何をすべきかが自分で判断できない人だ」と思われてしまうのです。

チーム内で人間関係が上手く取れない


これはもともとの性格が大きく影響しますが、チーム内で人間関係をうまく築くことができないと仕事にも響きます。

分からないことをすぐに聞くことができなかったり、緊急で降りてきた案件を自分だけ知らされなかったりなど様々な弊害が出てくるのです。

また、ギスギスした人間関係だと、話しかけることもためらってしまい無駄な気を遣う時間が増えてしまいます。
そんなストレスフルな状況で仕事をしていると、仕事に集中しきれず時間がかかってしまったりケアレスミスを起こしたりしてしまいます。

デスクが散らかっている


仕事ができない人の多くに共通するのは、デスクや引き出しの中が散らかっているということです。
デスクや引き出しの中が散らかっていると、必要なものがすぐに出てこず調べものにも時間がかかります。

それだけでなく必要な書類をなくしてしまったり大切なデータがどこに行ったかもわからなくなったりしてしまいます。
同じように、仕事ができない人はパソコンのデスクトップも散らかっている傾向があります。

つまりは、大切な書類やデータがどこにあるのか把握できていないのです。
だから肝心な時に仕事を進めることができず「仕事ができない」状態に陥ってしまうという悪循環です。

仕事ができない根本的な理由を考えてみよう


ここまで、仕事ができない人の特徴について詳しく紹介してきました。
自分に当てはまるものはあったでしょうか。

人によっては、複数当てはまるという方もいるでしょう。
この特徴に当てはまったからといって、気を落とすことはありません。

なぜなら、完璧な人間はいません。
誰もがどれか1つは最低でも当てはまるはずです。

また、「仕事ができない」「つらい」と考えていてその根本的な解決をするにはまず自分が「どう仕事ができないのか」を把握する必要です。

やみくもに「仕事ができる人」を目指して動いても、根本的なところにアプローチする改善策でなければ意味がありません。

では、自分がどう仕事ができない人間なのかを把握したところで、どうしてそうなってしまうのか、その理を考えてみましょう。

知識が不足している


まず、第一に知識が不足しているということが挙げられます。

仕事において、周りの人たちと比べて経験や知識が不足しているということはありませんか?
仕事の内容や、仕事を進めるための周辺知識が他の人に比べて足りていないということが原因で、仕事をこなすことができないというパターンが非常に多くなっています。

始めたばかりだったり、今の部署に配属されたばかりだったりすると知識が周りよりも乏しいのは当然です。

大切なのは、自分が周りよりも知識が不足しているのかどうかを見極め、不足しているのであればそれをしっかり自分自身で認めることです。

今一度、周りの人と比べて自分の知識レベルや仕事についての習熟度はどれくらいなのかを冷静に見てみましょう。

人とのコミュニケーションが苦手


仕事ができない、つらいと考えている人は、人とコミュニケーションをとることが苦手だという人も多いのではないでしょうか。
1人でこなせる仕事もありますが、基本的に多くの仕事がチームで行っています。

その中で、うまくコミュニケーションを取れずにいると浮いた存在になってしまい様々な弊害が生まれます。

具体的には、仕事で分からないことを相談する相手がいなかったり、愚痴を言う相手がいなかったりします。
それ以外にも最悪の場合、仕事上大事なことを自分だけ伝えられていないなんてこともなくはないのです。

チームで仕事をすることが多い日本の企業で働く場合は、どうしてもある程度のコミュニケーション能力は必要となります。

あなたのコミュニケーションの能力はどうでしょうか。
周りとうまくコミュニケーションを取れていますか?

案件が重なると焦ってしまう


仕事をしていると、様々な案件を同時並行で進めていくということはよくある話です。
1つの仕事が波に乗っているときでも、急に上司から突発的な緊急案件が回ってくることもあります。

大切なのは、そこで頭をしっかりと切換えそれぞれの仕事に対して適切に処理していく必要があります。

ただ、普段からあまりマルチタスクが得意ではない方は、案件が重なると焦ってしまう普段の能力が発揮できないということがあります。

1つ1つの案件をゆっくりこなせば十分にこなすことができるのに、重なってタスクをこなすと仕事の質が大きく下がってしまうという方は、このタイプに当てはまる可能性が非常に高いです。

頭の整理や切り替えをすること・状況に合わせてリスケジュールを行うことが苦手な方に多く見られる傾向です。

時間の管理が苦手


仕事ができない人の多くは、時間の管理が苦手という人も多くいます。

例えばですが「一生懸命仕事をしていたら、気がつけば午前中が終わっていた」なんて経験はありませんか?
こういった経験がよくある方は、時間の管理に弱い部分がある可能性が高いです。

仕事ができる人というのは、大体の自分のその日のタスクの時間配分を頭に入れています。
その時間内に終わらない場合、ほかの同僚にヘルプを求めるかリスケジュールをするかでこなしていくことになります。

ですが、この時間の管理が苦手な人の場合、各タスクにおいてかかる時間を特に意識せず「終わった時間に仕事を終わらせる」という働き方をしています。
時間というのは意識していないとどんどん早く過ぎていってしまうものです。

デスクの上に時計は置いていますか?
もしくは、時間がすぐにわかる環境にありますか?

今一度、自分の働き方を考えてみましょう。

「仕事ができない人」から「仕事ができる人」になるための7つの改善方法


繰り返しになりますが紹介した「仕事ができない人の特徴」や「仕事ができない根本的な理由」に当てはまったからといって悪いわけではありません。

そこに当てはまる人全員が、仕事ができないダメな人というわけでは決してありません。

仕事ができないと悩んでいる人は、まず自分がどうして「仕事ができない」状況に陥っているのかを把握する必要があります。
その理由を知って初めて解決策がわかるのです。

ここからは、その解決策について解説していきたいと思います。
これから紹介する内容をしっかりと考え、「仕事ができない」「つらい」という状況から脱却しましょう。

終わった仕事は提出する前に時間を置いてもう一度見返す


まず、一度自分が「これで終わった」と思った仕事を提出する前に、もう一度見返すことを癖づけましょう。
できれば少し時間を置いてから見返すのが理想的です。

すぐに見返しても「これであっているはず」という固定観念から間違えているところを見落としがちです。

1つの案件が完了したら、次の案件に取り掛かり、それが終わってから最初の案件を見返すという方法でしてみてください。
間に1つ別の案件をはさむことで冷静に自分の仕事の出来のチェックを行うことができるようになります。

期限から逆算して仕事の時間配分を考える


仕事の時間配分について考えることが難しい人は、1日のスケジュールを紙に書き出してみましょう。
その際、逆算して仕事の時間配分を考えてみてください。

やらなければいけないことと、それぞれにかかる時間をまずリストアップします。
そうしたら次は、優先順位を加味しながら仕事が終わる18時までの時間にパズルのように逆算して当てはめていくのです。

大雑把で構いません。大切なのは、「この案件はこの時間までに終わらせる」という意識を持つことです。
その意識があるかないかで仕事の進み具合は大きく変わります。

可能であれば、時間は長めに見積もっておき、自分が頭を整理する時間や資料をもう一度見返してミスがないか確認する時間も設けましょう。

分からないことは理解できるまで聞く


もし、自分の知識が不足していて周りのレベルについていけないと感じている人は、理解することから始めましょう。
新人の場合は特にそうです。

自分がどこまで理解して、どこからが分からないのかメモを取りながら分かるまで質問しましょう。
基本的な質問が許されるのは新人の特権でもあります。

分からないままに仕事を進めてしまうと、周りもあなたが理解していると思ってしまいますから、そのつもりで話をしてきます。

そうなるとチーム内の歯車が狂ってしまい、最悪の場合期限ぎりぎりになって最初からやり直しなんてことも少なくありません。

上司や周りの先輩からしたら「こうなるくらいなら最初から聞いてほしかった」というのが本音です。

分からないことを訊くことは、悪いことではありません。
決して恥ずかしいことでもありません。

自分がしっかりメモを取り自分の頭で考え、それでもどうしても分からないときには、理解できるまでしっかり教えてもらいましょう。

インバスケットを練習する


「インバスケット」をご存知でしょうか。
これは、仕事の優先順位が分からないと悩んでいる人におすすめです。

インバスケットというのは、ある人物になりきり、送られてきたメールの対応や部下への指示をこなしてみるというものです。

インバスケットについては、様々なテキストが出ており、それを実践することでまず自分がどう動くべきかを即座に判断することができるようになります。

優先度・緊急度・誰がするべきかなどを学ぶことができるため、仕事の進め方について悩んで「つらい」と感じている人は、一度実践してみてください。
きちんとやれば、必ず実務に活かせるはずです。

設定によっては、とても実践に近い形で練習することができるのでぜひ一度挑戦してみてください。

自分がしている仕事を俯瞰する


仕事の先回りができなくて仕事ができない・つらいと悩んでいる人は、一度自分がしている仕事を俯瞰してみてみましょう。
自分のことだけではなく、チームや組織全体でこなしている仕事の流れをつかむイメージです。

自分が仕事に着手する前に誰がどんな風に仕事をしていたのか、自分が仕事を終えてパスしたら、そのあとは誰がどんな風にすすめていくのかを想像してみるのです。
それを考えてみるだけで、まずは仕事の一連の流れがわかります。

仕事の一連の流れがわかれば、自分が次に仕事をパスする人にとって自分がどう働けばやり易いのかが見えてきます。

それが「仕事を先回りする」ということです。
仕事の先回りをすることができれば、指示待ち人間から脱却することができ「仕事ができない」人から「よく気が利く仕事ができる人」に変わることができます。
 

周りの人の手を借りることを恥じない


人とのコミュニケーションが苦手な人は特に、周りの人に「間に合わないから手伝って」と言うことが非常に苦手です。

コミュニケーションが苦手な人にとって、人に頼るということは非常にハードルが高いことはわかります。
ですが、どうしても手が回らず仕事が間に合わない場合、人の手を借りるしか他ありません。

期限ギリギリになって上司から「できた?」と聞かれたときに「実は全然進んでいません」なんてことになると、そこで周りの人間がかなり急かされた状態であなたの仕事を手伝うことになります。

その方があなたへの印象は悪くなることでしょう。
そうなるくらいなら、最初から「手が回らず、期限までに終わらせることが難しそうだ」と早めに相談するべきです。

例えそれで周りが手伝ってくれなかったとしても、あなたはきちんと「期限にどうしても間に合わない」という報告をしているわけですから、1人で抱え込んで期限に間に合わなかったのとはわけが違います。

人とのコミュニケーションが苦手な人は「こんなことを人に頼んでいいのか…」と悩んでしまう傾向がありますが、チームで仕事をやっている以上は、人に仕事を頼んでもいいのです。

仕事ができる人を観察し真似をする


簡単なのは頭で考えたり、文字で「こうしたらいい」ということばかりを読んだりすることではなく、実際に「仕事ができる人を観察すること」です。
今一度、あなたに一番近い存在の仕事ができる人の動きを見てみましょう。

常に先のことを考えていたり、周りとうまくコミュニケーションを取っていたりしませんか?
いきなり多くの人とうまくコミュニケーションをとるのはハードルが高いでしょう。

まずはその人だけでいいので、仲良くなることです。
そしてその人の仕事の仕方を真似してみましょう。

よく観察していると、仕事ができる人はさりげなく仕事がスムーズに進むように動いているものです。
ぜひ、実践してみてください。

仕事ができない‥‥つらいときの対処法


ここまで、仕事ができない人の特徴や、根本的な理由を探ってきました。
そして改善策もお伝えしてきましたが、もちろん誰もがすぐにこれで改善するわけではありません。

これらを参考に頑張ってみているけど、まだまだ過渡期で「つらい」と感じることは多いでしょう。
そんなときのために「今つらいのを何とかしたい」というときの対処法も併せて紹介します。

これから紹介する対処法を実践し、仕事ができる自分になるまでのつらい期間を乗り越えてください。

趣味を思いっきり楽しむ


まずは、自分の好きなことや趣味を思いっきり楽しんでみましょう。
仕事のことなんか忘れて、思いっきり趣味に没頭するのです。

仕事ができない・つらいと悩んでいる人は、休日にも仕事のことが頭から離れず休んだ気分になれないという人が多いです。
でも、それではオン・オフの切換えができず悪循環です。

休みの日は思いっきり自分のために時間を使う、仕事なんてどうでもいいというくらいの勢いで楽しんでください。

思いっきりオフの時間を楽しめば、自然とオンの時間にも前向きな気持ちで臨めるようになります。
オン・オフの切換えが苦手な方は多いと思いますが、少しずつ練習してみましょう。
 

しっかり睡眠をとる


「仕事ができない」「つらい」「そんな自分が嫌だ」と眠れない日々を過ごしていませんか?
しっかりと睡眠をとるのは基本です。

身体は資本ですから、まずは十分睡眠をとりましょう。

睡眠不足だと集中力が切れてしまいがちになる上に、考えがネガティブな方向に行ってしまいがちです。
睡眠不足で良いことは1つも生まれません。

休みの日に目覚ましもかけず、スマホもマナーモードにするなどして思いっきり寝るというのもストレス解消になるのでおすすめです。

自分のなりたい社会人像を考えてみる


漠然と「仕事ができない」「つらい」と悩んでいる人は多いでしょうが、では一体どんな人であれば「仕事ができる」人だと思えるのでしょうか。
自分はいったい、今の会社でどんな風に働きたいのでしょうか。

きっとそこには、先輩だったり著名人だったりと実は具体的に「なりたい像」があるはずです。
人は自分と誰かを常に比べて自分を評価するものです。

誰かしら自分が基準にしている「仕事ができる人」というのがいて、それに対して「自分は仕事ができない」と悩んでいるケースが非常に多いです。

一度ゆっくり自分の気持ちを整理するという意味も込めて、自分がなりたいと思う社会人像とはなんなのか考えてみましょう。

それはつまり、最終的にどんな風になれば「自分は仕事ができる」と感じることができるのか、その悩みのゴールを表しているともいえるのです。

自分には何が足りていないのかを紙に書き出してみる


自分のなりたい社会人像が思い浮かんだら、そこに達するのに自分には何が足りていないのかを紙に書き出してみましょう。
そうすることで自分のするべきことがより具体的になり、目標を持ちやすくなります。

1つでもその目標を達成することで自分の自信にもつながります。
自分に自信を持てるようになると、周りの人が怖くなくなりコミュニケーションも取りやすくなるという好循環が生まれます。

今一度、自分には何が足りていないのかを紙に書き出してみて、すぐに改善できそうなものから改善に取り掛かってみましょう。

信頼できる先輩や上司に相談する


今、仕事ができない状態がつらいと思っていることを1人で悩む必要はありません。
あなたにもし信頼できる先輩や上司がいるのであれば、相談してみるといいでしょう。

「自分は自分のことを仕事ができないと思っている」「そのため毎日がつらい」と打ち明けるだけでも気持ちが楽になります。

紹介してきた改善策を試してみて、まだ改善とまで行っていなくても「自分なりにこうして努力はしているが、今まだ仕事ができない状態なのでつらい」と伝えて大丈夫です。

それを知った周りは、あなたの悩んでいる部分に対して重点的に指導をしてくれたりフォローに入ってくれたりするかもしれません。

極端な話ですが、もしかしたら「仕事ができない」と思っているのはあなただけかもしれません。
周りは実は「いつも一生懸命仕事を頑張ってくれている」と評価してくれているかもしれないのです。

だからこそ、自分の気持ちというのを周りの人間に打ち明けることは大切なことなのです。

試験や資格に挑戦する


少し時間に余裕があるのであれば、仕事に関連する試験や資格に挑戦するのもいいでしょう。
自己研鑽をすることで社内の評価も少なからず上がりますし、何より試験や資格に合格することで自分に自信がつきます。

繰り返しにはなりますが、自分に自信を持てるようになると人とのコミュニケーションも上手くいきやすくなります。

また、試験や資格を取得することであなたに向いている仕事の分野がはっきりとし適切な部署への異動を考えることも出来るでしょう。

仕事が忙しく、毎日残業が多いなど時間に余裕がない場合は無理をする必要はありませんが、何か少しでも自分に自信をつけることをしてみるのをおすすめします。

仕事ができない…つらいときは1人で悩まないこと


仕事がうまくいかないとき、周りとなじめないときなど「自分は仕事ができない」「つらい」とネガティブになってしまいがちです。
でも、決して1人で悩まないでください。

人によっては「転職しようかな」と考える人もいるかもしれません。
たしかに、転職すれば心機一転新しい職場で気持ちを切り替えて仕事に臨むことができますが、根本的な解決にはならないケースが多いです。

まずは紹介してきた通り自分を見つめ直し、自分のどういうところが「仕事ができない」のかを考えてみるべきです。
それは決して1人ではなく、信頼できる先輩や上司を頼っても大丈夫です。

「仕事ができない」と悩んでいる人は今一度、自分を見つめ返し行動に移してみましょう。

この記事をシェア

Twitter
Facebook
Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

仕事もおしゃれも恋愛も、私らしく叶える。

Rolmy編集部から、仕事も私生活も充実させたい20~30代の働く女性向けに、より私らしく輝けるキャリアやライフスタイルを叶えるためのヒントをお届けしています。

このライターの記事を見る