パーソナルカラーってどんなもの?
パーソナルカラーとは「その人に最も似合う色彩」のことです。
ひとりひとりに個性があるように、髪・肌・瞳の色、血色感やコントラストや質感などでそれぞれ似合う色・似合わない色があります。
例えば、友達が着ると素敵な洋服の色も、自分が着るとしっくりこないという経験はないですか?
その要因のひとつはパーソナルカラーの選択ミスにあるかもしれません。
まずは“パーソナルカラー診断”をしてみましょう
自分のパーソナルカラーをまだ知らない方は、ぜひパーソナルカラー診断をやってみてください。
パーソナルカラー分類は、4タイプ・8タイプ・16タイプとさまざまな分類パターンがありますが、はじめは最もポピュラーな4タイプ分類で診断すると良いでしょう。
8タイプや16タイプは“4タイプ分類”の派生型のパーソナルカラー診断です。
スマホですぐに診断できますので、鏡を準備して楽しみながらトライしてみてください。
4タイプ分類ならサイトによる診断結果のブレは少ないはずです。
もし肌色や質感などを自分で判断できない場合は、スマホでお顔を撮影してAIに判断してもらえるスマホアプリもあります。
初心者がカラーメイクで失敗しないためのポイント
自分のパーソナルカラーがわかったら、さっそくメイク…と行きたいところですが、注意したいポイントがあります。
それは、”すべてのパーツを強調しないこと”です。
カラーを取り入れやすいパーツは“アイカラー”、“リップ”、“チーク”ですが、
すべてを強調すると派手になりすぎて失敗の原因になります。
初心者は“アイカラー”か“リップ”のどちらかを強調すると良いでしょう。
チークを強調するのは意外と難しく、子供っぽく見えすぎたり、不自然に見えたりしやすいです。
例えば、アイカラーを強調したらリップのトーンは落とすなど、
大人女子にふさわしい上品な仕上がりを目指しましょう。
パーソナルカラー別!おすすめアイメイク&リップメイク
1)イエローベース×Springタイプ
春の野に咲くポップで明るい花のような色や、ビタミンカラーのようなフレッシュな色が似合うタイプです。
【アイカラーのポイント】
イエロー、オレンジ、フレッシュグリーンなどの鮮やかで明るいカラーがおすすめです。
ただし、こういった色味は目元全体に付けるとポップになりすぎるのでビジネスシーンでは難しいことも。
目尻などにアクセントとして取り入れると上品に仕上がります。
【リップのポイント】
黄みを帯びたピンクやオレンジなどのカラーがよく似合います。
若々しいイメージなので、ツヤやパールが入ったものを選び、イキイキとした質感を演出するのがおすすめです。
2)ブルーベース×Summerタイプ
梅雨~初夏に咲くアジサイや淡いラベンダーのような、フェミニンで柔らかな色合いが似合うタイプです。
【アイカラーのポイント】
淡いブラウン、グレイッシュなパープル、スモーキーピンクなどのパステルカラーが特におすすめ。
肌質も繊細な方が多いので、ラメを取り入れるなら微細で派手になりすぎないタイプを選びましょう。
コントラストが強い色がマッチしないタイプなので、アイカラーをよくなじませて自然なグラデーションを作りましょう。
【リップのポイント】
赤みよりのソフトな色が似合うので、ローズ系の色味がおすすめです。
リップはマットなものを選ぶとコントラストが強くなりやすいので、上品なパールタイプやクリアな発色をするタイプを選びましょう。
3)イエローベース×Autumnタイプ
秋の紅葉のような、落ち着きや深みのある大人っぽい色合いが似合うタイプです。
【アイカラーのポイント】
ブラウンやカーキ、落ち着いたゴールドなど穏やかで大人っぽいスモーキーカラーがおすすめです。
しっかりとカラーを発色させて大人っぽく、華やかなイメージに仕上げましょう。
【リップのポイント】
黄みよりのレッドやベージュ・ブラウン系で深みのカラーを選ぶと良いでしょう。
リップを強調するのも似合うタイプなので、リップライナーを使って大人っぽさを演出するのもおすすめです。
青みのある色やクリアな色は肌うつりが悪く見えることもあるので注意しましょう。
4)ブルーベース×Winterタイプ
冬の雪景色のように、澄みわたったコントラストの強い色合いが似合うタイプです。
Winterさんはもともとの顔立ちが華やかな方が多いので、カラーを足しすぎないようにしましょう。
【アイカラーのポイント】
ネイビー・シルバー・ブラックなど鮮やかではっきりとしたクールなカラーがおすすめ。
マットな質感も良く似合います。もともと目力が強い方も多いので、その場合は黄みの少ないブラウンなどを選び、目元を強調しすぎないようにしましょう。
【リップのポイント】
似合うカラーはレッド・プラム・濃いローズなど。リップで個性や華やかさを出しやすいタイプです。
逆にくすんだ色や淡い色は顔色とマッチしないので避けた方が良いでしょう。
パーソナルカラーを上手に取り入れてメイクを楽しもう!
今回は4タイプ分類のパーソナルカラーを中心に、初心者でも失敗しにくいアイカラーとリップカラーのポイントをお伝えしました。
興味がある方は8タイプ分類や16タイプ分類のパーソナルカラー診断もトライしてみるとさらに自分に似合うカラーを判断しやすくなると思います。
ぜひパーソナルカラーの考え方を取り入れて、より魅力的なメイクにチャレンジしてみてくださいね。