2021.10.15

眉毛を自分で染める方法は?市販のブリーチやコスメのおすすめはコレ

最近の眉毛のトレンドはふんわりとした自然な眉毛。だけど自眉のままだとカラーした髪の色と合わずに重く感じる事も。そんな時には眉毛を染めるのがおすすめです。今回は眉毛を自分で染める時に使う市販のアイテムと、上手に染める方法やコツをご紹介します。

眉毛を自分で染める事は可能?市販品でセルフカラーできる?


ここ数年のトレンドメイクでは、眉毛はナチュラルな太眉に仕上げるのが主流になっています。
ある程度の太さもあってふんわりとした眉毛は、今っぽくてナチュラルなかわいらしさがありますよね。

トレンドのナチュラル太眉は自眉をできるだけ活かしてメイクしていますが、自眉のままだと髪色によっては重すぎる印象になります。

そのため、最近はヘアカラーを明るくしている場合は眉毛も明るめにする人が多いです。
髪色に合わせて眉毛も明るくすると、表情も明るくなり抜け感も出せますよ。

眉毛を明るくするには、眉毛用コスメを使いメイクで明るくする方法も人気ですが、毎日のメイクタイムを時短したい場合は眉毛そのものを染めてしまうのも有効です。

眉毛を明るめカラーに染めておけば、眉マスカラやアイブロウで眉を明るくする時間を大幅に短縮できますよ。

眉毛を染めるのは、基本的には眉毛専門サロンやまつ毛エクステサロンのメニューになっています。

しかし眉毛サロンやまつエクサロンでの眉毛カラーは、他メニューと同時にオーダーしなくてはならない場合が多いです。

つまり、他メニューをオーダーした場合のみオプションで眉毛カラーを施術してもらえるという事です。

眉毛カラーは追加料金で1800円程かかる場合が多く、他メニューの金額にプラスされるのでトータルすると意外に高くついてしまいます。

お値段を考えると、眉毛サロンなどでは頻繁にはオーダーできませんよね。
そんな眉毛カラーをもう少し安価で気軽にできる方法が、自分で行う眉毛カラーです。

自分で市販のブリーチ剤などを使用して眉毛を染めると、お金もそんなにかからずに、しっかりと染める事ができるのです。

ここからは、市販品を使って眉毛を染める方法について詳しく解説していきます。

関連記事

自分で眉毛を染めるメリットとは


自分で眉毛を市販品で染める方法には、いくつかのメリットがあります。
まずはなんといっても、前項でも述べた通り経済的な面でのメリットです。

自分で市販のブリーチ剤などを購入して眉毛を染める場合には、1箱1200円~2000円弱位かかります。
しかし、そのブリーチ剤は1回使いきりではなくて毎回使う分だけを調合するシステムなのです。

1箱買えば、何回か使用する事ができますよ。
眉毛専門のサロンで眉毛を染めてもらう場合は、1回に付き1800円程度かかってしまいます。

そう考えると市販品で眉毛を染めるのは経済的にはかなりお得で、コスパが高いと思います!
また市販品で眉毛を染める場合は、短時間でサッとできるので時短にもなります。

準備も含めて15分~20分でできてしまうので、思い立った時にすぐに染められるのも嬉しいですよね。

毎日なにかと忙しい女子の場合はとても助かるのではないでしょうか?

サロンで眉毛を染めてもらうには、こまめに通う必要もあるのでやはり忙しいと大変かもしれませんね。

眉毛を市販品で染める方法は何がある?


自分で市販品で眉毛を染めるメリットを説明しました。
ところで、自分で眉毛を市販品で染めるにはどのような方法があるのでしょうか?

その方法がいくつかあるので、ご紹介します。

市販のブリーチ剤

まずは、ブリーチ剤を使用する方法ですね。
この方法だと、眉毛の色そのものを脱色するので色が明るくなります。

市販品で眉毛を染めるという場合、一番イメージしやすいのがこの方法ではないでしょうか?

後ほど、詳しいやり方やおすすめのブリーチ剤もご紹介します。

市販のヘアカラー

次にご紹介するのが、ヘアカラー剤を使用する方法です。
これは、セルフでできるヘアカラーや白髪染めを使って行う方法です。

しかし顔に使用すると刺激が強いのと、思ったように染まらないとの理由であまりおすすめはしません。

市販のヘアカラーを使って眉毛を染めている人は少ないと思います。

ちなみに、髪の毛の色を抜くブリーチ剤は眉毛には使用厳禁です!
理由は、刺激があまりにも強すぎるからです。

それだけは十分に注意して下さいね!

眉ティント化粧品

次にご紹介するのは、眉ティントを使用する方法です。

眉ティントとは、眉毛の部分の皮膚に着色する方法で4日~1週間程色が保たれます。

この方法も後ほど、詳しくご紹介します!

眉用コスメ

その他にも、最近は眉マスカラで眉毛の色をチェンジしたり、眉用のリキッドやパウダーなどのコスメを使う方法も人気ですよね。

眉用コスメの性能は、年々アップしていて数年前よりもかなり豊富になってきています。
眉用コスメのおすすめも後ほど、詳しくご紹介したいと思います。

眉毛を市販品で染める時の注意点


市販品を使って自分で眉毛を染めるメリットをお伝えしました。
しかし、セルフで行う場合にはいくつか気を付けて欲しい事があります。

特に市販のブリーチ剤で眉毛を染める場合には、注意して欲しい点があるので解説していきます。

まずは、人によっては肌トラブルが起きがちだという点です。
特に、お肌が弱い場合は必ず事前にパッチテストを行ってください!

使用する前に腕の内側にブリーチ剤を、眉毛に使用する時間と同じ時間、塗って放置します。
放置後に洗い流して、赤みやかゆみがある場合は使用しない方が良いです。

眉毛ブリーチは顔の敏感な肌に負担をかけますし、目に近い部分なので大変危険です。
絶対にパッチテストをしてから、自己責任で使用して下さいね。

また、塗布時間を置きすぎないように注意する事もマストです!
敏感な顔の皮膚は、規定時間より少しオーバーしただけでも荒れる事があります。

ブリーチ剤を塗ったら、放置時間は絶対に厳守で使用して下さいね!

眉毛を市販品で染める方法1【ブリーチ剤】


ブリーチ剤には「眉毛を市販品で染めるならコレ!」というほど有名なアイテムがあります。

それは、JOLEN(ジョレン)のクリームブリーチです。
使用方法などを、詳しくご紹介していきますね。

JOLEN(ジョレン) クリームブリーチ マイルドタイプ 

こちらが自分で眉毛を染める事ができる市販のブリーチで、JOLEN(ジョレン)というメーカーの商品です。
元々はアメリカで作られている商品で、体と顔に使用できるブリーチ剤です。

眉毛専用のブリーチという訳ではないのですが、Instagramなどで眉毛ブリーチに使用している様子を投稿する人が相次いだことで、眉毛用というイメージが強くなりました。

実際に芸能人や、モデルさん、インフルエンサーなどが多く使用しているので、眉毛ブリーチならJOLENという印象が強いです。

購入する場合は、輸入品なので正規ルートで入ってきた商品かどうかを気を付けてチェックして下さい。
時々「買った商品が偽物や不良品だった」という事もあるようです。

正規代理店や大手の販売店ならまず大丈夫だと思いますが、ネットで購入する時には念の為ショップレビューなどをチェックしてみましょう。

さて、ここからはJOLENの使用方法をご説明します。

まず、先程の注意事項でご説明したようにパッチテストを事前に行って下さい。
パッチテストで異常が出たら、使用しない方がいいです。

パッチテストで大丈夫だったら、まずは眉毛の周りにワセリンやフェイス用クリームを塗って皮膚を保護して下さい。
こうすることで、眉毛以外の皮膚にブリーチ剤が付着して肌荒れするのを防げますよ。

ワセリンやクリームで眉毛の周りを保護したら、ブリーチ剤の準備に入ります。
箱を開けると付属のトレーが入っていますので、1剤のパウダーを小さじ1/4出します。

そして2剤のクリームをパウダーの2倍の量、トレーに出したら付属のスパチュラでよく混ぜていきます。

最初は1剤のパウダーがザラザラしていますが、根気よく混ぜていくと溶けてふんわりとしたクリームになっていきます。

完全に混ざりあったら、眉毛に塗り込んでいきます。

この時、ケチらずにたっぷりと眉毛にのせていく事がきれいに染まる秘訣です。
鏡をよく見ながら、慎重にクリームをのせていきましょう。

硬めのクリームなので、液だれしてくることはありません。
肌にしっかりのってくれるので安心ですね。

クリームで眉毛をしっかり覆ったら、半分にしたコットンを眉毛にのせて下さい。
このままでも大丈夫ですが、コットンの上にラップでカバーするとさらに効果が期待できますし、安全性も高いです。

放置時間は10分です。
10分以上になると明るくなり過ぎる事があるので、時間は守った方が良いです。

時間になる前に、ヒリヒリしてきたらその時点でストップして拭き取って下さいね。

10分経ったら、濡らしたコットンでよく拭き取って終了です!
もしベタつきが気になるようだったら、洗い流して下さい。

10分置くと、だいぶ色が明るくなりますよ。
リタッチは人によりますが、1か月半から2か月おき位でいいと思います。

エピラット 脱色クリーム 敏感肌用

自分で市販品で眉毛を染める時のブリーチ剤は、JOLENが顔用にも使えるので、いちばんおすすめです。

しかし手に入る店舗が近くになかったり、ネットショップで本物が手に入るか不安な時もあるでしょう。

そんな時に使える代用品もあるので、ご紹介しますね。
それが、上の写真で紹介している『エピラット 脱色クリーム 敏感肌用』です。

こちらは本来は腕や脚に使うタイプの脱色クリームなので、眉毛に使うのはあくまでも自己責任になります。
敏感肌用なので比較的、眉毛ブリーチに使用してもトラブルは少ないです。

ただし、敏感な肌の人は発疹ができてしまう事もあるので要注意です。
パッチテストを必ず事前に行って下さいね!

エピラットはA剤とB剤を混ぜて使うのですが、両方ともクリームタイプです。
少し柔らかめのクリームなので、塗ってから垂れてこないように注意して下さいね。

クリームを眉毛にのせたら、コットンを絶対にのせてください!

こちらの放置時間は8分~10分位が適正です。
一応、8分経った時に色が抜けているか確認して、まだだったら2分延長するのがおすすめ。

ちなみにエピラットは敏感肌用がパープルの箱で、通常タイプはライトグリーンの箱です。
買う時に、間違わないように気を付けて下さいね!

肌が丈夫な人でライトグリーンの通常タイプを眉毛にも使っている人がいますが、初めて眉毛に使うならあくまでも敏感肌用のパープルをおすすめします!

関連記事

眉毛を市販品で染める方法2【眉ティント】


元々は韓国コスメから人気に火が付き始めた『眉ティント』化粧品。
ふんわりとした太眉がブームになってから、この眉ティントも注目を集めています。

眉毛の部分の肌(角質)にジェルをのせて2時間置いてから、パックのように剥がすと色が着くというのが眉ティントの仕組みです。

1度着色すると、長持ちする物なら1週間近くは色が持ちます。
スッピンになった時にも眉毛がきちんとある状態になるのはありがたいですよね!

最近は剥がすタイプの他に、筆ペンタイプの眉ティントもありますが、こちらはそこまでの色持ち効果はありません。

しかし1日から数日は色が持つ物もあるので、剥がすタイプの眉ティントの補助アイテムとして使用するのがおすすめですよ♪

Fujiko(フジコ) 眉ティント SVR

眉ティントで特に有名なのが、Fujiko(フジコ) の眉ティントです。
眉ティントといえば、まず最初に名前があがるのがフジコです。

雑誌やWebで紹介されているのを読んだり、店頭で商品を見かけたりしたことがある人も多いのではないでしょうか?

フジコ眉ティントの使い方は簡単なので、一度試してみて下さい。
不思議な使い心地と仕上がりの良さに、虜になってしまうかもしれませんよ。

使い方を簡単にご紹介しておきますね。
まずは、使用前に眉毛表面の肌の油分をティッシュなどでよく拭いておきます。

その後、ティント液を付属の筆でのせていきます。
仕上げたい眉毛のアウトラインを、筆ペンタイプのティントやブロウペンシルで型取っておき、その中を塗りつぶすようにすると失敗しませんよ。

緊張しないでリラックスしながら塗っていくのが上手に仕上げるコツです。
ティント液は、ケチらずにたっぷり塗っていきましょう。

その後、乾燥したら眉尻の方からはがしていきます。
放置時間は5~10分でも大丈夫ですが、2時間程放置すれば3日以上長持ちします。

乾燥したティント液をはがすと眉毛の皮膚部分にしっかり色が入り、眉メイクが完成しています!

フジコ眉ティントは店舗では、3色販売されています。
自分の髪色や好みに合わせて色を選べるのが嬉しいですね!

またフジコ公式サイトだけの限定カラーもありますよ!

メイベリン アイブロウ ブロウインク ジェルティント

剥がすタイプの眉ティントでは、メイベリンのジェルティントも人気です。
メイベリンの眉ティントは、20分~2時間置くとしっかり色が付きますよ。

寝る時には、そのまま寝ても大丈夫。
翌朝まで貼っておいてもOKなのです。

2~3日おきに使用することで、最長で7日間程色持ちが楽しめますよ。

Fujiko(フジコ) 書き足し眉ティントSV

剥がすタイプの眉ティントのサポートとして使えるのが、こちらの書き足しタイプ。

フジコの剥がす眉ティントを使用中に、落ちてきた部分を書き足す用途にも使えます!

眉全体にも眉尻にも使える、不思議な形状のペン先が特徴です。
縦にしても横にしても使えるペン先で、書きやすく便利です。

落ちにくいブロウライナーとしても使えますよ。

眉毛を市販品で染める方法3【眉マスカラ】

眉ブリーチや眉ティントでがっつり染めるのはちょっと抵抗がある、という場合や休みの日だけ眉毛を明るくしたいなどの場合には、眉マスカラがおすすめです。

特に『ヘビーローテーション』のカラーリングアイブロウは、8色もの色展開があって自分の髪の色に近いカラーが選べます。

眉毛にしっかりと色がのって、塗りやすいのが◎
眉毛の長さがしっかりとある人向けのアイテムです。

眉毛を染めないコスメ【眉リキッドや眉パウダー】


眉マスカラは朝の忙しい時間に塗るのが大変だという場合には、眉リキッドや眉パウダーがおすすめです。

特に最近は眉用のブロウパウダーの新色が様々なブランドから出ていて、以前より選択肢がだいぶ増えました。

この秋は、パープル系やプラム・ピンクなどの赤っぽいアイブロウパウダーが多く発売されています。

赤やピンク系のヘアカラーにしている人には、今秋のアイブロウパウダー新色がおすすめですよ。

Visee(ヴィセ) リシェ アイブロウパウダー

アイブロウパウダーの中でも最近人気が急上昇中なのは、Visee リシェ。
特に話題になっているのが、BR-3のピンクブラウンとBR-4のニュアンスパープルです。

両方とも、秋らしくて色っぽい雰囲気のメイクに仕上がるという事で人気を集めています。
1210円というプチプラ価格ながら、しっかりとした筆が付いているのが魅力です♪

キングダム パウダリーリキッドアイブロウ

眉毛関係のコスメで、最近増えてきているのがリキッド状のアイテム。

眉ティントにもちょっと似ていますが、眉リキッドは基本的には液体のアイテムです。
塗るとパウダーに変化する商品もありますよ。

こちらのパウダリーリキッドアイブロウがまさにそのタイプで、肌に塗ると不思議な事にパウダーに変化するのです。

だからふんわりとした眉毛に仕上がるのですね。
ウォータープルーフで落ちにくく、見た目はふんわりした眉毛になるのも嬉しい限りです。

平筆で、眉尻まで書きやすいのもポイント◎
今後は、このようなアイブロウリキッドが増えていくのではないかと思います。

関連記事

眉毛を市販品で染める方法まとめ


今回は市販のアイテムで眉毛を染める方法や、そのメリットをご紹介しました。

市販のブリーチ剤を使えば自分で簡単に垢抜け眉を作ることができます。
また眉毛そのものを染めずに、コスメを使用して眉毛に色をのせる方法もいくつかご紹介しました。

ふんわりとした明るめ眉毛にチェンジする事で、表情や雰囲気が明るくなり抜け感も出せます。

眉の色をチェンジするだけで一気に垢抜けておしゃれ見えしますので、ぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか?

関連記事

この記事をシェア

Twitter
Facebook
早乙女フミカ(ライター)
早乙女フミカ

ファッション美容恋愛メインのオールジャンルライター

大手アパレル勤務時にレディースブランド2店舗を担当。その後ファストファッションブランドに転職、レディースとメンズを担当。異性ウケするファッションが得意。美容好きのコスメマニアでもあります。趣味が高じてコスメ薬事法管理者資格と化粧品検定3級を取得。読書が趣味で図書館にも長年勤務していたので本についての知識も豊富。

このライターの記事を見る